Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カトヴィツェ経済大学
2023年 5月号 国際学部 R.M

現地の学生、友人について

留学生活を通して、多くの国籍の人々と接する機会がありました。その生活を通して気がついたことは、友情に国籍や文化は関係ないのだということです。もちろんいくつかの障壁はあります。例えば、飲酒について。こちらの文化では仲良くなるために、お酒を飲む文化が日本よりも広く浸透していると思います。もちろん人によりますが、全く飲めないよりは飲めていた方が交友関係が広がるかなと感じました。また、オープンである人が多いため、友達になりたい人と知り合ったら積極的に連絡先を交換したり、遊びに行くことをおすすめします。バーやパブ、クラブで出会った人については注意が必要ですが、学生に関しては危険な目に遭うことは少ないかと思いますので、躊躇せずに遊びに誘ってみるといいと思います。この積極性が留学先で友達ができるかどうかを大きく左右すると感じました。なぜなら私たちの文化圏では、他人にフランクに話しかけることが一般化されていないからです。ヨーロピアンが多い環境下では同じ国から来た人達で固まりがちになります。話かけられるのを待っていても、アジア人にわざわざ話しかける人なんてそういません。この環境でマイノリティであるということを生かして、異文化交流に前向きな姿勢を見せると、日本について興味津々に聞いてくれる人が多く話が弾むと思います。そこから本当の友人になれるかどうかは別の話ですが。とにかく言語はほとんど障壁にならないということをお伝えしたいです。英語の良し悪しは気にせず、話しているうちにスムーズに言葉が出てくるようになります。あとは、本当に信頼できる人が2,3人いれば留学生活は十分だと思います。その点においては、寮を選択することを強くおすすめします。留学生でない場合だと、授業が詰まっていたりとなかなか遊びに行ったりすることが頻繁にはできません。同じの寮に住んでいると気軽に行き来ができて、交友関係を育みやすいです。もし、寮ではないフラットを選択していたらどうしていただろうと思うくらい素晴らしい人と出会えたと実感しています。

 

気候の変化について

一度気候について記した回がありますが、その時よりも大分変化してきたので新たにポーランドの春・夏の気候について追記します。4月頃からだんだん暖かくなってきて快晴が増えました。ちなみに現在の気温は晴れで、日中は24度、夜は10度前後です。これらからも分かるとおり気温の変化が大きいです。日中は半袖でも歩いていれば汗をかく一方で、モール内・日陰や夜は、長袖を着用しないと肌寒さを感じます。天気に関しては晴れが多いです。日本では梅雨に入る曇天が多い時期であるのに対し、ポーランドでは雨も少なく、太陽がヨーロッパの風景に映えていて冬季よりも開放的な雰囲気が感じられます。日本の友人に聞いたところ、日本も同じような気温であると言っていましたが、日本の湿気感は感じられず、どちらかというととても乾燥していて、洗濯物は室内でもすぐに乾きます。この冬季から夏季に変わる時期に関しての反省点としては、着る洋服がないことです。冬服としてセーターやトレーナばかりを着用していたのですが、それらを着るには暑すぎるし、半袖ではまだ少し寒いです。この気温の移り変わりから、6月いっぱいまでであれば、薄い長袖で過ごせるのではないかなと感じました。暑くなってきた時期に早とちりしてTシャツをいくつか購入しましたが、まだ少し寒く感じて結局薄い長袖の洋服を購入しました。夏の方が選択の回数が増えると思いますので、冬服は最低限で、夏服にお金を残しておく方がベターかなと思います。あとサングラスは必須です。

最後に、夏の注意点として挙げるとすれば、どこに旅行に行くにも高いことです。夏の方が景色は素晴らしいかもしれませんが、1年間滞在するなら前半か、または年始に旅行に行ったほうが予算を抑えられます。私は毎日チケットの価格と銀行口座を見ながら頭を抱えています!!!