1. 現地の学生、友人について
友人関係はどこに住んでいるのか、どの授業をとっているかに大きく影響されると思います。自身は大学に一番近い大きな寮のような住居に住んでいるので、かなり多くの友人が同じ寮に生活していることから友人と一緒にご飯を食べたり言語を教え合ったり、テスト勉強をしたりしていました。また留学生が履修する科目はある程度絞られており、大学自体が大きく無い事から少数でのクラスが多いです。また、授業内でペアを組んだり、チームワークで考えたり発表したりする事がかなり日本と比べて多いことから、ヨーロッパ各国や中東から来た多くの留学生と友達になることができます。またこの街やポーランド国内自体に日本人やアジア人がかなり珍しい事から、かなりみんなが文化や自身の生活についていろいろな質問を投げかけて来ます。また生活スタイルがかなり違う事からかなり驚かれることもあります。一番楽しい事は食生活です。出身地によって食べる物や調理工程が面白いぐらい異なるので日本食(カレーなど)を振る舞ってあげて親交を深めることが手っ取り早いと感じました。私が一番感じた日本人の友人との違いは政治の話を真剣に出来るのかどうかという事です。もちろん、人によるという事は理解しているのですが、ポーランドにいるヨーロッパ各地から来た学生の方が圧倒的に政治や自身の国の政策に関しての知識や自身の意見を持っているというふうに感じています。ここの違いに関しては重く受け止め自身も今では現日本政府や国際関係に関しての自身の意見を持つようになりました。各学生に違いは多くありますが、だからこそ楽しい時間を過ごせるのではないかと考えています。
2.お酒はここでは日本で言う裸の付き合いみたいなもの
上記の友人関係構築の際にお酒は飲めた方がいいと書かせてもらったのですが、個人的な感覚ではこちらの友人とのお酒を飲むと言う行為は日本人で言う「裸の付き合い」に似ているような気がします。「裸の付き合い」とはご存知の通り同じ湯船に同時に入り、世間話をしたりと本音で語り合うことによってお互いをさらけ出し親交を深めることを意味する慣用句として用いられます。要するにお酒は手っ取り早く親交を深めることが出来るツールの1つでもあります。日本と比べてゲームやアニメや漫画などの娯楽が発展している訳ではないので、遊ぶと言ったらクラブに行くことや一緒にお酒を飲むことやフットボールをすることなどがメインになります。一緒にお酒を飲まないことで少し心の壁を感じることもありますが事前に友人には本格的にトレーニングをやっていることやそもそも身体的にアルコールが合わないことを伝えてコミュニケーションを取るようにしています。それでも友人とナイトクラブ等の社交の場に行くとお酒はついてくることもあるので理解してくれる友人をしっかり選びつつ自分の無理のない範囲で友好関係を築くことが重要だと感じています。