Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ロイファナ大学リューネブルク校
2023年11月号 理工学研究科 T.Z 

授業について

私の専攻は情報メディアで、個人的な興味からComputer Scienceの授業を選択しました。履修したのは機械学習、数学基礎、そしてセミナー三科目です。しかし、日本への帰国日が早いため、期末試験に参加することができず、Leuphanaの単位を取得することはできませんでした。機械学習と数学の授業は、講義と演習の両方で構成されています。講義は教授が担当し、練習は博士後期課程の学生がティーチングアシスタント(TA)として指導します。各講義の後、教授は課題を出し、演習の授業でTAが解説します。特に機械学習の授業は、専門科目であるためか、週ごとの学習負担がかなり重いと感じました。推奨される読書資料があり、授業前の予習も必要です。毎週の授業内容が多すぎて、教授は時に一時限で終わらせることができず、残りの部分は自分で補完する必要がありました。全体としては、かなり時間を要すると感じました。他の2つの授業では、初めて英語で授業を受ける経験でしたから、最初はヨーロッパの教授の英語のアクセントに慣れるのが少し難しかったですが、徐々に慣れてきて問題ありませんでした。

あとは他の学生と学習グループを作ることをお勧めします。そうすることで、よりモチベーションを持って学べるようになり、理解できない問題があれば、みんなで一緒に議論し、一人で悩む必要がなくなります。さまざまな国籍の学生で構成されているグループでしたので、異文化間のコミュニケーションや視点の違いを学ぶ機会もありました。この経験は、単に学問的な知識を深めるだけでなく、異文化理解という点でも非常に貴重でした。

リューネブルクの冬

リューネブルクの冬は早く訪れ、月初には葉っぱが落ち始め、月末には徐々に冬らしい雰囲気になり、11月24日には今年の最初の雪が降りました。11月に入ると、日の出が遅くなり、日没が早くなり、昼間が短く、夜が長くなるため、友人たちから孤独やホームシックを感じるという話を何度も聞きました。そして、リューネブルクでは雨がよく降り、寒さと悪天候がしばしば気分を沈めます(特に初めて一人暮らしをする方に対して、この感覚はより顕著になるかもしれません)。十分な日光を浴びることができなく、良い気分と活力を保つためには、ビタミンDの追加摂取した方がいいかも個人的にはそう思っています(薬局で簡単に購入できます)。あと、一人でずっと家にいるのを避け、人々との交流を増やすことも重要だと思います。11月のリューネブルクは寒いですが、興味深い活動がたくさんあります。例えば、11月には年に一度のMusic Nightがあり、午後5時から深夜12時まで続き、さまざまなスタイルのバンドや演奏家が異なる場所で演奏します(例えば博物館、バー、教会など)。これらの公演は通常近くにあり、最初の場所から最後の場所までゆっくりと散策できます。

市庁舎の広場で毎週水曜日と土曜日の朝に定期的に開催される市場の他に、時々他の祭りやイベントもあります。通常はバンドの演奏があり、食べ物を売る屋台も出ます。屋外であっても、時にはみんなでビールを飲みながら踊ります。外出する意欲さえあれば、悪天候であっても楽しく暮らすことができると思います。