ビザと到着までの交通について
私は中国からの留学生で、ドイツに入国するためには事前にビザが必要です。ビザ申請は手間がかかり、許可が下りるのにも時間がかかると聞いていたので、留学申請を出す前に先にビザ申請の書類を整え始めました。6月12日に正式の交換留学申請を出して、6月15日に留学の許可を受け取った後、直ちに大阪領事館のホームページでビザ申請の予約をし、6月19日にビザの申請を行いました(ちなみに、ビザ申請の手数料は75ユーロでした)。7月20日にビザが私のもとに送られてきました。このように、申請からビザが届くまでの期間はおおよそ1ヶ月でした。
9月4日から始まるドイツ語研修に参加することに決めたので、8月29日(火)に関西空港を出発して、8月30日(水)の朝にハンブルク空港に到着しました。飛行時間はかなり長いので、個人的に旅行用スリーパー、U字型枕、ノイズキャンセリングヘッドホンとアイマスクを持って行けば楽と思います。
空港からはまずハンブルクの市中心まで地下鉄を利用し、その後RE(Regional Express)でリューネブルク駅に向かいました。リューネブルク駅に到着した際、学校から指定されたバディが私を出迎えてくれ、彼の車で私の宿泊先まで連れて行ってくれました。
地下鉄やREのチケットは自動販売機で簡単に購入することができます。支払い方法としてクレジットカードや現金が利用できますが、特に大きな額面の紙幣(例: 20ユーロ以上)は受け付けられない機械もあるので、事前に小銭や小額の紙幣を持っておくと安心です。
オリエンテーションについて
9月4日にオリエンテーションが開始されました。ここで、私たちはすべての交換留学生と集まり、グループに分かれました。International Officeは豊富な朝食を用意してくれ、食事をしながら互いに交流する機会を得ました。このような環境は新しい友達を作るのに最適で、初めて会う留学生たちと親しくなることができました。
その後、グループごとにtutor(指導生)と呼ばれる現地の学生が私たちを案内し、キャンパスツアーをしてくれました。図書館のスタッフからはロイファナカードや図書館カードの利用方法についても説明してもらいました。
オリエンテーションの2日後には、ドイツ語研修のための試験が実施されました。この試験はクラス分けのためのもので、あまり緊張する必要はありません。
ドイツに到着した際、多くの手続きが待っています。SIMカード、住民登録、銀行口座の開設など、すぐに完了するものではありません。多くの店舗ではクレジットカードの利用が可能ですが、現金が必要となる場面も多いです。例えば、ドイツ語研修には75ユーロ、さらにベルリンへの3日間の旅行に参加する場合(非常に楽しかったのでお勧めします)は、追加で100ユーロが必要となります。
知り合いの交換留学生は、ドイツ到着時に600ユーロの現金を所持していましたが、携帯のSIMカードや銀行口座の手続きが思った以上に時間がかかり、1ヶ月以上も手続きが完了しなかったため、後には現金が足りなくなり、他の学生から借りる状況になりました。
このような事例を考慮すると、最初の1ヶ月の生活費に相当する現金を準備して持参することをおすすめします。