Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2011年9月号 法学部 F.A

オリエンテーションについて

 

オリエンテーションは、まずはこちらに到着して初めて大学に来て寮の鍵を受け取った時に軽く個別説明を受け、それから数日後に留学生対象の本格的なオリエンテーションがありました。そこでは、龍谷大学でいう”国際部”にあたるInterNationalOfficeの方や教授の方から大学のシステムや講義についてといった基本的な事柄、大学構内にある施設や留学生対象に用意されているさまざまな歓迎イベント等、さらにスウェーデンでの生活、また警察の方による飲酒喫煙等に関する法律についてなどさまざまな説明がされました。また、大学にはいくつかの学生団体もあるので、オリエンテーションの最後にはその各団体の方たちによる活動紹介もありました。朝の9時から夕方16時ごろまで1日ですべての説明が行われ、まだ耳が英語に慣れていない私には少し大変なものでした。

環境について(大学施設/サービス/住居/街並みについて)

●大学施設: 龍谷大学と同様なのは、いくつかの校舎と図書館・ジム・コンビニ・食堂があること、異なるのはカフェやレストランがあること、といったぐらいでしょうか。すごく綺麗だということと、外から図書館内やオフィス内がよく見える(龍谷大学のオフィス等はどちらかというと閉鎖的)ということが印象的です。また、図書館にカフェがあり飲食しながら本を読めること(その代わりに、利用環境の異なるスペースがあります。例えばソファのみのオープンなスペースと、防音の効いたサイレントルームなど。)

●サービス・住居:私が住んでいるのは交換留学生が主に住んでいる寮で、1フロアに12部屋あります。なので、空き室があっても大体10人前後の留学生と必然的に出会うことができます。それぞれの部屋にシャワーとトイレがありますが、キッチンは皆で共用となっています。これは寮によってさまざまなのですが、毎週各国の伝統料理を振舞い皆で食卓を囲んでいる寮や、皆でパーティーをしている寮などがあります。私の寮ではそういうことはありませんが、これまでに2回皆で夕食を食べる会がありました。多くの寮ではそういった場面で寮の共用スペース使用についてのルールを決めているようです。これに関しては例にもれず私も皆でルールを決めました。

●街並み:リネウス大学があるベクショーという町はすごく田舎で自然があふれるところです。大学の構内にも森のようなところがあり、その傍にはお城(teleborg castle)と湖があります。バスか自転車で10分程度のダウンタウンに出ると多くの店があります。それでも高層ビルなどはありませんし、石畳の道に可愛らしいカフェやベンチがあり、すごくのどかなところです。大きなショッピングモールなどはバスで少し遠くに行かなければなりませんが、不自由することもなく、穏やかな生活が出来ると思います。

今月あった学生団体企画のイベント

リネウス大学では、VISという学生団体が多くのイベントを企画しています。今日までに、留学生を歓迎するWelcome dinner party、バーベキューやSportsDay、日本でも有名なグラスワークのCOSTABODAの工場&ムース(鹿のような大きな動物)パークへのバスツアー、IKEA(IKEAはスウェーデンのブランドです)へのバスツアーなどがありました。多くの留学生が参加していて、また個人で行くよりも安価に気軽に参加することができるので、とても良いものです。すごく人気がある船のツアー(船の上でお酒を飲むんですが…)などは大手家電販売店の新規開店日のような感じで、チケット販売日の前夜から販売デスクの前に数時間も多くの人が列をつくるようなチケット争奪戦があったそうです。VIS以外の団体も、パーティーやコペンハーゲン、モスクワなどへの旅行を企画しているので、これから私もいろいろと参加してみたいと思っています。