Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2015年10月号 文学部 T.C

①環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)

キャンパス内の設備が素晴らしく、特に図書館は座席数も多く、館内で自学習をする際は席が埋まっている心配がない。ソファなどくつろげるスペースが完備されている他、館内での飲食が可能なので、昼食時も使用でき、長時間図書館で自習できる環境がある。空き教室のプロジェクターや、パソコンの使用も気軽にでき、プレゼンの練習や、映画鑑賞などもできる。他にもキャンパス内にいくつも寮があり、パブやナイトクラブなど、友達と集まって楽しめる場所も充実している。授業は多くの科目で実習が主体となっており、語学の授業に関しても、ただ座って話を聞くだけではなく学生同士のコミュニケーションが常に求められるので、一コマの授業時間が3時間近いのにも関わらず、教室の多くは始まってから終わるまで活気に溢れている。住居に関しては、留学生用の寮を学校から手配してもらえるので留学準備はひと手間省けます。寮の場所も街の中心の駅に近く、大学にも自転車の他に、駅から出るバスという交通手段があるので、困ることはありません。べクショーは小さな街ですが、飲食店や、銀行などなんでも近くにあるので、自転車があればかなり便利ですが、徒歩でも十分移動できます。街並みも綺麗で、ヨーロッパの他の国を回って見比べてみると、街並みや歩道の整備などはダントツにいいです。街を歩いていると、細かいところまで箒で落ち葉を集めている人を見かけたり、道路では清掃車とすれ違います。いくつもある湖の周りには公園がいくつも点在しており、カモやアヒルが羽を休めたり、散歩している姿が見られます。授業の関係で暗くなってから自転車で寮へ戻るときなど、湖の向こう側に見える家の光が綺麗で、天気が良ければ文字通り満点の星空が見られます。

 

②ラップランドについて

ラップランドというのは、スウェーデンも含めた、ノルウェー、フィンランドの北部地域の総称で、10月の下旬から多くの留学生が旅行の計画を立てる人気スッポットです。人気の理由は、ラップランド地域でみられるオーロラや、極寒の地に特有のハスキー犬に引かれるソリ体験など、その地でしかできないことがたくさんあるからです。私自身ラップランドに行ってきたのですが、現地に到着して2日目でオーロラを見ることができ、ハスキーソリや、スノーモービル体験をしてきました。前に紹介したVISという学生団体も毎年ラップランドトリップを企画しているようで、毎年400人程度の留学生が参加します。ただ、その企画に参加すると一週間以上トリップに拘束されてしまい、コスト面でも安いとは言えないので、授業と財布との相談のうえで参加することをおすすめします。私の周りでは期間を短縮したり、交通手段をアレンジするなどして、友達同士だけでラップランドへ行くことを計画している人が多くいます。せっかく留学で北欧にくるなら、ここでしかできないことを新しく出会った友達と一緒に体験すると、より思い出も深まります。旅行を計画しながら、友達とテスト勉強を早めにしたり、協力し合う機会も増え、文化の違いを多く知ることになります。時には意見をぶつけ合いながら、みんなで一つの旅行を終えるまでに多くのことを学び、その後の留学生活にも助けになるので、ぜひ時間をやりくりして、ラップランドには一度行ってみてください。

街並み

ラップランドにて