Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2015年4月号 国際文化学部 J.O

  • 現地の学生、友人について

私の友達の多くが自分よりも年上のため少し不思議な感じがしますが、年齢はあまり意識したことがありません。これは私に限った事ではないと思います。実際に日本人留学生の中でも基本的に年上の人に敬語を使う人はいません。

現地の学生は見た目は金髪に長身と派手に見えますが、中身は日本人と似ているように思います。授業では自分から何か意見を発する事は滅多にしませんしアメリカ人の様に急に大声で騒ぐこともありません。寧ろアメリカに関しては、日本とは真逆の国民性だと思います。当初はついていけなかったのですが、今ではそんな国民性が本当に好きで寧ろアメリカ人には騒いでもらいたいです。

スウェーデンに来た当初は自分が思っていたよりも人見知りが激しく自分でも困りました。特にこれまで日本人以外と関わることもなかったためか、外国人というだけで何か意識をしてしまい一歩を踏み出すことが出来ませんでした。しかし何故か韓国人だけは全く抵抗がなく直ぐに打ち解けることが出来ました。今では人見知りも全くなくなり、日々楽しく過ごしています。

 

 

  • 日本について知ってもらう

留学中は自分の目標を達成するために勉強すると思います。時間の使い方は本当に自由です。好きな時間に起きて、勉強して、遊んで、寝ます。そんな中ふと思ったことがあります。それはもっと日本を知ってもらいたい、ということです。今回はアメリカ人を中心に取り上げますが、アメリカ人から見た日本のイメージは、お寿司…. というのがやはり現実でした。留学中に旅行をして多くの国に訪れ日本の良さに気付かされ、そんな日本について少しでも知ってもらいたい、もしくは日本について興味を持つきっかけを持ってもらいたい。そのような事を思いながら生活するようになりました。具体的には、日本のお菓子やご飯を作って食べてもらったり、言葉であったりなどです。中には現在、興味を持って日本語クラスを取ってくれているアメリカ人もいて本当に嬉しく思います。またアメリカ人数人で話している時に、日本の良さについて語ってくれたりだとか、何か日本について新しい印象を持ってくれたことがとても嬉しく思いました。

交換留学中は自分のために吸収するだけではなく、日本を発信していくことも大事な事ではないかと思いました。

写真は日本料理を振る舞った時です。