グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2016年5月号 文学部 T.C

①この留学を振り返って

今になって、この留学生活で学んだことがこれからの人生に大きく影響していくのだろうと予感しています。日本とは全く違う環境での生活は、日本を外から考えるいい機会でした。専攻している英語については、初めは現地の学生や、各国の留学生の語学力レベルの高さに驚きましたが、時間が経つにつれて自分にも自信がついてきました。とにかく自分から「言いたいこと、聞きたいこと」を臆せず自分の英語で伝えようとすること、それが大事だったと思います。アメリカやイギリスからきたネイティブの学生同士の会話にも首を突っ込み耳を慣らしていく、ネイティブ以外の様々なアクセントの英語も何度も聞いていると、英語全体に対する理解のレベルが上がっていきます。日本人の英語レベルが低いと強く感じさせられたのは、授業の一環でスウェーデンの学校を訪問し、10歳にもならない子供たちが、日本の大学生を凌駕するほど流暢に英語を話しているのを聞いた時です。私は自分の英語のレベルが上がっていくごとに興味深い人と出会える機会が増えてきたと感じています。コミニュケーション能力の中でも言語能力は言うまでもなく要です。とくに留学生活において、言葉が通じない、理解できないというのは大きな壁です。その壁を乗り越えるための交換留学なわけですが、その壁を乗り越えた先にこそ、学ぶべき「留学」というものの本当の意味がある気がします。私にとってそれは取り除こうとしても取り除けない人種や文化の違いを踏まえたうえでの、人と人との関係であったり、共感であったり、文化の理解でした。やっておけば良かったと後悔していることより、経験して良かったと思えることのほうが多い約10ヶ月でした。

②帰国後どう留学経験を活かす予定か

私はこの経験で自分の変化を強く感じます。専攻に関しては、この経験をもとにさらに言語、異文化への理解を深め海外の文学、とくに専攻するアメリカ文学を精読に活かしていきます。今回の留学で一番大きな学びとなったのは、全く異なるバックグラウンド、経験、文化を持った同年代の学生たちがどのように生活し、どのように物事を感じ、どのように自分の未来を考えているか、ということを身近で知れたことです。その経験は自分の中にある偏った考え方や、価値観を見直すきっかけになりました。まだ自分のなかで留学生活全体をまとめ切れていないので、これからさらに具体的な留学経験の「活かし方」を考えていかなければなりません。

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