Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2016年11月号 社会学部 S.N

①授業紹介

スウェーデンでの履修の組み方は日本と大きく異なり、おおまかに言うと月に一つの授業を履修するというのが基本です。日本のように一日に何個も授業があるわけではなく、週に2時間か3時間の講義を3、4回という感じです。空き時間が多い分、自分で勉強をするというのがスウェーデンでのスタイルです。月に一つの授業を履修し、月末もしくは翌月の初めに行われる試験にpassすることで7.5credit(単位)が得られます。1セメスターで合計30credit履修することになります。

programという授業形態があります。これは1セメスター全体で授業が固定されており、月ごとにその授業に関する単元が変わるといったものです。一つずつ履修するのと実質仕組みは同じなのですが、月ごとの講義内容がそれぞれ関連してくるので理解が深まると思います。

注意しなければいけないのは、一月に取りたい授業が重なっている場合です。開講時間が重なっていなければ問題ないのですが、もし重なっているとどちらかの授業は出れないことになります。その場合出れない授業を友達に任せることになるなど、色々と面倒くさいことになると思います。また、一月に二つの授業の勉強をしなければならないことにもなり学校側もこれはおすすめしていません。一つの授業で手がいっぱいになると思います。履修登録を行う時はよく吟味してください。

 

②自分の授業

今私が履修しているのはpeace and development studiesⅠという授業で、programの授業です。今はmodule3の終わりがけですが、とても面白い授業で充実していると感じています。内容は国際開発というテーマを軸に、世界の平和と発展について学んでいます。専門用語が多く出てきて、先生も月ごとに変わり、他の学生は理解度が早く質問も積極的に行うので、正直ついていくので必死です。しかしこの分野は自分の学科の専門分野ではありませんが、興味があり学びたいことでもあったので苦はそんなにありません。そしてこの授業は毎月セミナーというグループワークを行います。グループワークの内容はエッセイやプレゼン、ディスカッションなどが主です。私の知る限り、どの授業でもセミナーはあると思います。私自身英語でグループワークは心配しかありませんでしたが、いろんな人に助けてもらいながらなんとかやっています。ただ、まだまだ発言ができていないのでこれはこれからの課題です。この授業は本当に興味がなかったらかなり辛い期間を過ごすことになると思います。なので少しでも興味のある授業を取ることをお勧めします。

クラスメイトと日本食パーティー

ポーランドへ旅行に行きました