Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2016年12月号 社会学部 S.N

①   治安、危険を感じたこと、トラブルについて

ベクショーの治安はとてもいいと思います。日本と同じくらい、もしくはそれ以上に良いかもしれません。ヨーロッパはどこでもそうだと思いますが、携帯や財布は見失えばもう戻って来ることはありません。聞いた話で友達が携帯をなくした際に、ダメもとで警察署に行くと届けられていたそうです。スウェーデンの国民性なのかベクショーの人々が特にいい人たちが多いのかわかりませんが、ベクショーはヨーロッパでも稀に見る治安のいい街のような気がします。そして日本ではまず見られない光景もあります。それは地元のアイスホッケーのチームであるベクショーレイカーズのサポーターの過激な行動です。試合前には発煙筒を持って群になって街を歩いている光景を目にしました。当たり前ですがこれには近づかない方がいいと思います。そして地元のサッカーチームも国内二部リーグに昇格したそうで、周りの街から敵チームの過激なサポーターが来るかもしれないのでこれから気をつけた方がいいかもしれません。ベクショー全体的に治安は良く個人的に住みやすく居心地の良い街なので、治安の良いところも留学先候補にある人にはオススメです。

 

②   別れの12月

12月に入ると授業もだいたい中旬あたりから一月の頭まで休みの期間に入ります。ヨーロッパの人々やアメリカ、カナダの人たちはそこでだいたい自国に帰って年明けの授業のためにベクショーには帰って来ません。自分はそんなに友達が多いわけではないと思いますが、一人仲良くしてくれたフランス人の子がいて帰ってしまったのは寂しく感じます。この休みの期間に旅行に行く人も多く、またヨーロッパの国々から留学に来ている人たちは自国に簡単に帰ることができるので、コリドーはいつもより静かになります。そういう意味でも12月は静かで寂しくなる季節ではないかと思います。私はこの期間を利用してノルウェーのトロムソとイギリスに行きました。トロムソは北極圏に位置していますが、ノルウェー海の暖流により他の北極圏よりは暖かいそうです。私が行った時も気温は1度、2度くらいでした。オーロラを見る予定でしたがかなりの悪天候で見ることができませんでした。できればまた違う場所でチャレンジしたいと思います。年末から年始にかけてはイギリスに行きました。特にロンドンは政治、経済、全ての中心ということもあってとても盛えていました。ヨーロッパに住んでいる分、ヨーロッパの国々に安く簡単に行くことができるのでそこもヨーロッパを留学先に選ぶメリットではないかと思います。

ビッグベン

 

ノルウェー・トロムソ