Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2019年12月号 国際学部 M.K

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 治安に関して、スウェーデンに来てから直接身の危険を感じることは私は今のところはありませんが、夜に外を出歩くのは極力控えるようにしています。図書館や友人の家から夜遅くに帰る時もほとんどの場合誰かが一緒にいるので、これまで怖い思いをしたことはありません。しかし、寮の最寄りにあるスーパーマーケットとバスストップ付近からよく爆竹か何かの音が聞こえることがあり、一瞬発砲音かと思うくらいよく響くのでそれはこちらに来て驚いたことのひとつです。

 小さなトラブルに関しては割と頻繁にあります。例えば、郵便局を通して日本から送られてくる荷物を受け取る際にパッケージが今どこにあるかわからないと言われる/大幅な遅れなどは普通にあり、さらに事態がひどくなると説明書類が送られてくるのですが、それもスウェーデン語のみなので被害にあった人たちは本当に困っていました。私も同様の経験をしたのですが、係の人に話をしても次々に異なる地域や部署のアドレスを教えられるばかりでなかなか物事がスムーズに進まず、最終的に荷物は受け取ることができましたが、このようなことは日本では起こりにくそうだなと感じました。

 

寮について

 私が住んでいる寮は大学のメインビルディングから徒歩5分以内のキャンパス内にあります。キャンパス内にはたくさんの寮が点在しておりいろんな種類があるのですが、私の寮は比較的値段も安く設備も整っていると思います。

 外から最初の入り口を潜ると寮全体で共有の洗濯機があり、1ヶ月に1人8回まで洗濯できます。初めの方は回数が少なくてとても困りましたが、今ではどのようにしたら効率よく洗えるかを考えながら工夫しています。洗濯機がある場所を中心に、1フロアで3つのコリドーが枝分かれしており、それが3階分あります。キッチンはコリドーごとに共有で、IH、 オーブン、冷蔵庫、冷凍庫、シンク、食器棚、ダイニング&共有ルームが基本的な設備です。洗剤やゴミ袋などは寮会社が用意・補充してくれますが、食器や調理器具は自分で用意しなければいけません。部屋は1人1部屋で、デスク、ベッド、棚、引き出し、クローゼット、バスルームが元々備え付けられています。広さは1人で暮らすには十分なスペースがあり、カーペットを敷いたりソファを買ったり、人によっていろんなアレンジをしています。

 私のコリドーには私を除いて5人が住んでおり、それぞれドイツ・アメリカ・中国・フランス・インド出身なので作る料理が全然違って面白いですし、話をしていても経験や旅行先がかなり変わってくるので良い機会を得られていると思います。しかし、寮でのイベントは自分たちで作らないと何もないので、自分から積極的に動かなければあまり仲良くなれるチャンスは生まれないと思いました。

Hot Wine at Huseby Christmas Market (Sweden)

 

植物と星形のライトは多くのスウェーデンの家で見かけます

11月下旬に雪が降り、数日間積もりました