Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2022年 12月号 文学部 M.G

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

私はスウェーデンのベクショーという町に住んでいて、ベクショー自体は治安もかなりよく、夜道でも最低限警戒していれば女性でも特に危険を感じることなく歩くことが出来ると思います。また、レストランなどの場所取りも自分の鞄を置いて場所取りをしている人も多く見かけるので現地の人たちも普段からそこまで治安の心配はしていないような印象を受けます。

ただ、ヨーロッパの中でここまで治安がいいのはかなり珍しいことなので、この感覚で旅行に行くと危険だなと旅行に行った先々で感じました。特に、有名な観光都市に行く際はすりや盗難にももちろん気を付けてほしいのですが、薬物やアルコール中毒者といった日本ではあまり見ないような人たちもいるので夜道は複数人いたとしても出歩かないようにしたり危ない地域は事前に調べて近づかないようにしたり自分自身が気を付けることが大事だなと思いました。ヨーロッパでは日本では滅多に起こらないようなことが平気で起こったりするので、ベクショーはその点で他の地域と比べて治安やトラブルの心配やストレスが少なく、留学するにおいてありがたい環境だと実感することが多いです。

②フランスとフランクフルト旅行について

私は12月の中旬にフランスのリヨン、パリとドイツのフランクフルトに旅行に行ってきました。フランスではリヨン美術館、ルーヴルやオルセー、オーランジェリー、といった美術館巡りを中心に観光したのですが、テレビなどでみていた絵や彫刻などの作品がいたるところにあり、自分の目で鑑賞しているというのがとても贅沢で不思議な時間でした。日本では基本的に美術館や博物館での作品撮影は禁止だと思うのですが、ヨーロッパでは禁止されていないので皆スマホや一眼レフを構えて撮りまくっていました。その場で気に入った作品や興味深かった作品をカメラに残してあとからじっくり調べたり思い出したりできるのでそれはとてもいいところだなと思いました。また、フランスの美術館ではヨーロッパの学生は入場料が無料だったのでお金の心配をすることなくたくさんの芸術作品に触れることが出来ました。

フランクフルトでは、絵画と彫刻の美術館にそれぞれ入ったのですがそこまでどちらも大きい美術館ではなかったのでゆっくり鑑賞することができました。ただ、美術館巡りは広い敷地をたくさん歩いて、さらに立っている時間がどうしても長くなるので毎回鑑賞後には私も友達もくたくたになってしまうのですが、それも含めて美術館巡りはとてもいい時間になりました。また、フランクフルトでは自然史博物館にも訪れたのですが、動物の標本や恐竜の化石も日本の博物館などでみる種類のものとはかなり違っていてそれだけでとても楽しかったです。

留学に来てから日本にいたころでは考えられないくらい外国に旅行に行っているのですが、ここまで気楽に海外旅行にいけるのがヨーロッパならではだと思うのでそれだけでヨーロッパに留学してよかったと感じています。これからも、まだまだ行ってみたい国があるので様々な国でたくさんの出来事を経験していきたいと思っています。