治安 危険に感じたこと トラブルについて
私は、スウェーデンのVäxjö という街に住んでいます。スウェーデンは他の国に比べて、治安が良い方だと聞いていました。Växjöも比較的治安は良いと思います。寮は駅や街から歩いて10分ほど離れたところにあり、駅までの道にも街灯があります。私自身、留学が始まってから、身の危険を感じたことはありませんが、何かあってからでは遅いので、夜は一人で出歩くことは避けています。特に、金曜日、土曜日の夜は、パブに行く人が多く、トラブルを避けるために一人で出歩くことはあまりおすすめしません。どうしても外出が必要な場合は、2、3人で出かけるようにしています。たまに、留学する際に登録した、外務省の海外安全に関する最新情報や在スウェーデン日本大使館から、テロや不測の事態に巻き込まれないよう注意喚起等を伝えるメールが送られてきます。Växjö は比較的小さな街なので過敏に反応する必要はありませんが、状況を理解しておくことは大切だと思います。また、他の国に旅行に行く際は、Växjöでいる感覚で行くと危険だと感じました。普段の生活では、すりや盗難などはあまり心配していませんが、他の国や観光地など人が賑わう大都市に行く際は十分に気をつけながら、出かける日程を身近な人に伝えておくといいと思います。
自由テーマ
クリスマスマーケット
ヨーロッパはハロウィンが終わるとすぐに街やお店でクリスマスの装飾がされます。11月の中旬ですがVäxjöの隣の街で行われいていたクリスマスマーケットに行ってきました。Huseby Brukというスウェーデンのお城の敷地で行われ、約170以上のお店が出展されていました。マーケットの周りには、たくさんのクリスマスツリーが並んでおり、ツリーには色とりどりの飾りが施され、キラキラと輝くライトが周囲を照らしていました。出店しているお店は各々クリスマスツリーや部屋をデコレーションする装飾品で溢れており、日本では目にすることがないかわいらしい物が多い、といった印象を受けました。スウェーデンを始め北欧では、部屋の照明や気候も相まってインテリアとしてライトを多く取り付け、明るい部屋にする人が多いです。個人的な見解ですが、友人の話から聞いた他の国々と比較をしても、スウェーデンのクリスマスマーケットでは室内照明やキャンドルの多く、同時に日常生活から生まれる文化の違いを受けました。クリスマスマーケットで売られている飲み物も特徴的でした。Julmust (ユールムスト) という飲み物は主にスウェーデンでクリスマスの時期に飲まれる国民的ソフトドリンクで、私も現地の友人に勧められて飲みました。見た目、味、共にコーラに近い物を感じましたが、私の口には合いませんでした。もう一つ印象に残った飲み物としてGlogg(グロッグ)が挙げられます。こちらもJulmust同様にスウェーデンで国民的人気のあるクリスマスの飲み物であり、赤ワインを温め、スパイス、アーモンドやレーズンをいれます。スウェーデンの厳しい寒さのなか外で友人とグロッグを飲んだことはすごくいい思い出になりました。
クリスマスマーケットの様子