①日本から持ってきてよかったもの、あまり必要なかったものについて紹介します。
まず、日本のペンやノートは必ず多めに持参した方がよいと思います。現地でも手に入りますが、日本産の文房具が現地価格で割高で売られていることが多く、また消しゴムやシャープペンシルはあまり見かけません。ボールペンや蛍光ペンはありますが、日本のものとは比べ物にならないので多めに持ってくることをお勧めします。また、ノートがとにかく高く、使いやすい大きさや罫線のものが見つからないこともあるので、ルーズリーフなどを多めに入れておくと良いです。
日本の調味料について、だしの素は持ってきておいてよかったと感じます。醤油やみりん、味噌などは実はスーパーでも手に入ることがほとんどであまり困りませんが、だしの素だけは見つかりません。だしの素さえあれば、日本食は比較的簡単に作れるので持参すると良いと思います。
また、スウェーデンの歯ブラシはとても大きくて硬く本当に使いにくいので、日本の歯ブラシを多めに入れておくことを強く勧めます。わたしは一本しか持ってきておらず、家族からの仕送りに入れてもらいました。また、使う人はヘアドライヤーも電圧を確認したうえで持参した方が良いです。
必要なかったものについては、寝具関係のものです。入居当日は布団、枕、シーツなどもちろんないですが、街に何店舗か家具屋があり到着した日やその翌日にはすぐ買うことが出来ます。また、セカンドハンドストアなどもうまく利用すれば、基本的に生活用品は安くすぐに揃うので、荷物を減らすためにも寝具類やその他大きめの生活用品については心配しなくてもよいと思います。
②スウェーデンの伝統と12月の過ごし方
12月はスウェーデンの伝統行事がたくさんあり、留学に来た際は是非体験してもらいたいのでいくつか紹介します。
ルシア祭はクリスマスの少し前にある、スウェーデンでも最も大切にされている行事の一つで、聖歌隊のコーラスを聴きに教会に人が集まります。ベクショーの大聖堂でも毎年開催されているそうですが、今年からオンラインでチケットを事前購入できるようになっているので必ずチェックしてください!また、ルッセカットというペイストリーを食べる習慣があるので、この時期にスウェーデンに来た際は探してみてください。
クリスマスはさすがヨーロッパといった感じで、ハロウィン終了直後からすぐにクリスマスムードが始まります。Huseby という隣街では毎年とても大きなクリスマスマーケットが開催されています!友人と行きましたが、ローカルなスウェーデンに触れられるとても良い機会でした。また、教会でのキャンドルづくりやクリスマスキャロルに参加したり、またスウェーデン人夫婦の家にお邪魔してジンジャークッキーを作ったり、とことんスウェーデン文化に触れた充実した一か月でした。寮でもクリスマスツリーを買いフロアをデコレーションして、寮のフロアメイトたちと盛大にクリスマスパーティーをしました!
スウェーデンはカーテンをする習慣がないので、それぞれの家の中のインテリアがよく見えるのですが、外から見えることを前提にインテリアを作ります。スウェーデンではクリスマスに星形のオーナメントとアドベントキャンドルやキャンドルを置く風習があり、全てに家の窓にそれらのオーナメントとキャンドルが飾られるので、街が一体となって街全体がイルミネーションのように美しく光ります。
クリスマスが終わり、私はフレンドファミリーの家族と年越しをしました。小さい街ですが、それぞれの家の庭から花火を上げ、街全体が一体となって年越しを祝いました。
これらのローカルな行事は、受け身にならず自分から進んで体験しにいかないとなかなか経験できないので、留学に来た際は積極的に情報を得て参加してみてください!
①街に出現したクリスマスツリー
②地元のスウェーデン人夫婦の家にお邪魔してジンジャークッキーを作りました
③教会でクリスマスにむけてキャンドルづくり