①カルチャーショックについて
実際大きなカルチャーショックはそこまで感じていませんが、小さなものはいくつかあります。まず、トイレが男女で分かれていないことです。寮には部屋に各自のトイレがあるため違いはありませんが、大学やお店のトイレはほとんど男女で共用のことが多いです。最初の頃は慣れていないため少し抵抗がありましたが、使っていくうちに慣れていき当たり前と感じるようになりました。これはヨーロッパの中でも国によって違いがあります。また、ヨーロッパの多くの国では公共のトイレが有料の場合が多いです。ただ、スウェーデンはほかの国よりは無料で利用できる率が高いように感じます。
また、大学にパブがあることも初めはとてもびっくりしました。開いている曜日が固定で決まっており、その曜日になると多くの学生が集まります。パブと聞くと治安があまりよくなかったり、危険なように聞こえますが、パブの中には警備員が何人もいて危険な感じはなく、日本のパブのイメージとは少し異なるのかなと思いました。昼間は真面目に授業や課題に取り組み、楽しむ時には思いっきり楽しむ感じがスウェーデンらしくてとても良いと感じました。もう一つ感じたカルチャーショックは、フルーツをそのまま持ってきて食べる人が多いということです。特にりんごをそのまま食べている人をよく見かけます。バスに乗りながらかじっていたり、授業に持ってきてかじっている人が多く、お菓子のような感覚で食べているのかなと思いました。
②自由テーマ
4月になっても寒い日が続いていましたが、5月になるとほとんど毎日天気が良く、気温も高くなりました。昼間は真夏のような服を着ていても寒く感じないくらいまで暖かくなりました。天気が良い日は湖の周りに多くの人が集まっています。一度寮の友人に誘われて湖に水遊びをしに行きました。水は冷たかったですがずっと入っていると慣れてきてとても気持ちよかったです。ベクショーには湖がたくさんあり、夏になると子供から大人まで湖に入るのだそうです。その文化のようなものを留学の間に体験できてよかったと思いました。冬と夏では景色もかなり変わって緑が多くなりました。夏の間は公園や湖の近くのカフェでアイスを売っており、買って外で食べるのが最高です。暖かくなってきてからは特に自然の中で過ごすことの楽しさを日々感じているように思います。また、最近は日照時間がかなり伸びました。夜は21時過ぎまで明るく、朝は3時ごろからもう明るくなり始めます。これまでは基本的に18時頃には夜ご飯を食べるのが普通でしたが、日の入りが遅くなってきて18時はまだ昼の気分なので、20時頃になってやっと夜ご飯を食べることが多いです。これからもっと日照時間が長くなっていくと思いますが、今でも十分長く感じます。冬の間の暗さにもびっくりしましたが、夏の明るさにもびっくりしています。日本とはかなり違うため貴重な経験だと感じます。