Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2024年12月号 国際学部 N.Y

hej

12月には初めてスウェーデンに雪が降りました!が通常よりも雪が降るのが遅いらしく、少ししか降っていません。

 

今回は治安のお話をしていこうと思います。私の住むVäxjöという街はスウェーデンのSmålandと呼ばれる地域にあり、スウェーデン全体図で見るとかなり南の方に位置する街です。

私がスウェーデンのことについて詳しくないときから、北欧は治安が良いというような印象を個人的に持っていました。スウェーデンは一般的には治安が良いとされていますが、実際にスウェーデンはヨーロッパの中では治安が良いと思います。私にとって海外へ行くのはこの交換留学のスウェーデンが初めてで、他の地域とは比べられませんが、海外は危ない、日本は本当に安全だから自分は海外にいるという意識を持ちなさいといった事を沢山伝えられましたが、それは本当にその通りだと思います。シェンゲン協定が結ばれている国の間では電車で移動したり、パスポートの確認も無く国を変えることができるという点を悪い風に捕らえることも出来るかもしれません。

しかし、Växjöは日本とはかなり似た治安で、夜に1人で出歩くことは万が一のため自分はしませんが、それも正直可能だと言えます。大きな都市ではないこともあり、夜に街が活気がある訳では無いです。基本的に身の危険を感じたことはありません。しかし、スウェーデンでは現在特に移民に関する問題が増えており、銃撃事件なども発生している状況です。気をつけられるようなものではありませんが、危機意識を持つだけでも違うと思うので、よく考えて行動に移すようにしています。

 

<12月を振り返って>

12月は普段よりも楽しいことをし、忙しい日々でした。クリスマス仕様にデコレーションされており、いつもよりもヨーロッパを沢山楽しみました。12月中にイギリスと東欧旅行(ハンガリー、オーストリア、チェコ)にいきました。特に東欧旅行での地元料理が本当に美味しく、ご飯は人を元気にすると本当に思いました。絶対に訪れてほしい場所です!

大好きになったハンガリー料理

オックスフォードでお話ししたカフェの店員さんと私の地元の話をして盛り上がって、シナモンパンをくれました。ほっこりです。

 

ヨーロッパでクリスマスは一大イベントであり、パートナーと過ごすという風潮がある日本違い、基本的に家族と過ごします。例えば、ドイツの留学生はクリスマスを祝うために自国に帰る人が沢山いて、日本へ家族に会いに帰らないの?と沢山の人から聞かれました。

クリスマスツリーをセカンドハンドショップでみんなで購入してデコレーションし、クリスマスは寮のフロアメイトや友達を呼び、みんなでプレゼント交換、ディナーやランチを作って過ごしました。個人的には寮の友達は家族のような存在なので、ほっこりとした日本のクリスマスでは感じない空気を感じたクリスマスでした。

リンネ大学では冬休みのようなクリスマス休暇が無いとされるため、授業はないのですが個人課題やセミナーに向けての準備に追われます。授業の合間でも、セミナーの直後などの時期はグループワークが基本的に無いため、合間を縫って旅行の計画を立てています。クリスマス休暇は特に、課題が手に負えない量ではないのでぜひこの時期を使って旅行に行ってみてください!