Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2025年9月号 社会学部 H.I

①渡航・入国について

渡航するために必要なものについて紹介します。スウェーデンに90日以上滞在するには、ビザ(resident permitと呼ばれるもの)を日本で申請、承認を受ける必要があります。提出書類が多いため、留学が決まり次第できるだけ早く準備することをオススメします。移民庁のホームページから申請が可能です。私は申請から承認まで2ヶ月近くかかりました。中には3ヶ月ほどかかるケースもあるみたいです。承認後、スウェーデン大使館から封筒が家に届きます。ですが、これだけでは90日以降滞在することはできません。スウェーデンに到着後resident permit cardを最寄りの移民庁に出向き、受け取ります。現地で証明写真を撮り、同時に家に届いた書類とパスポートなどの提示が必要です。

8月末に関西国際空港からシンガポール経由でコペンハーゲンに入国しました。シンガポールで次の飛行機まで約7時間あったため空港近くのショッピングモールをウロウロし、シンガポールからコペンハーゲンは約13時間ほどありましたが、深夜便だったこともありゆっくり寝て過ごすことができました。入国審査は私が想像したほど厳しいものではなく、スウェーデン大使館から届いたresident permitの書類、大学の入学許可証で入国することができました。コペンハーゲンの空港からヴェクショーまでは電車で向かいました。空港と駅が同じ所にあり、チケットを駅で買うことができます。改札がなく不安になりましたが、チケットは電車の中で職員さんが確認する方式でした。電車は直通を取ると乗り換える必要がないので慌てず向かうことができます。ヴェクショー到着後はピックアップのスタッフさんが誘導してくれるので安心です。電車やヴェクショー到着後の所々で、荷物が重くて困っていると助けてくださる方々が沢山いて温かい気持ちになりました。

 

②オリエンテーション・授業選択について

オリエンテーションは大学で2日に渡り行われました。オリエンテーションは任意参加で、参加するインターナショナルの学生が全員同じホールに集められました。授業、テスト方式、単位の出され方、警察の方がスウェーデンの交通ルールやアルコールのマナーなどお話ししてくださったり、大学で使える学生IDカードの受け取り方法、ベクショーの街で働く方々が街の紹介をしてくださり、地元の高校生とculture exchangeするイベントの案内、学生Nationの紹介などこれから生活を始めるにあたって重要なことを沢山知ることができました。任意参加ですが、他の学生と話せる絶好の機会なので是非参加してほしいです!授業は1セメスターで30ECTS選択します。選択方法は授業によって異なりますが、私は1ヶ月で終わる7.5ECTSの授業を4つ選択しました。他には30ECTS、15ECTSの授業があったりと様々です。フルタイムとハーフタイムと自分の好きなように組めるので自分の専攻分野と興味で選んでみてください!