Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2025年1月号 経営学部 K.K

①日本から持ってきてよかった物

今回は、スウェーデンでの生活も約半年が経過した現時点で日本から持ってきてよかったもの、不要だったものについてお伝えしようと思います。

・電気製品

電気製品といっても様々ありますが、まずCタイプ対応の変換器は必ず持ってくるべきだと思います。私は全世界対応の大きめの変換器を1つ持ってきていたのですが先日いきなり壊れて使えなくなりました。他にも壊れたと言っている人がいましたが、スウェーデンで買うのは難しいと聞いたので壊れた時用に予備をいくつか持ってきておくことを強くおすすめします。電圧気に関しては必要ないと思いますが、ドライヤーで髪の毛が燃えかけたアメリカ人を知っているので日本から持ってきて使用する場合はその製品が100-240V対応のものであるかよく確認してください。私はドライヤーとストレートアイロンを日本から持ってきて使っていますが、ドライヤーに関しては到着したその日から必要になるので持ってきてよかったと思います。チャージャーはPCもスマホも基本的に100-240Vに対応しているはずなので変換器さえあれば問題なく使用できると思います。

・日用品

日用品では化粧水は売っているのを見たことがないので持ってきておくと良いと思います(私が見つけられてないだけかもしれません)。クレンジングや洗顔料は一式全て持ってきたので私はここで買う予定はありませんが、その2つは売っているのを見たことがあるのでもし仮に持ってこられなかったり使い切ってしまっても大丈夫だと思います。日用品に関して私が困ったのはコンタクトです。10か月分持ってくるというのも1つの手ですがなかなか無理があったのでとりあえず私は2weekを数箱と洗浄液を持ってきました。洗浄液はおそらく売っているはずなのですがまだ見つけていないのと目に入れるものは万が一何かあると怖いので使い切る前に追加で1dayを日本から送ってもらいました。シャンプーやコンディショナー、歯磨き粉、ハンドクリームやボディクリームはたくさん売っているので持ってくる必要はないと思います。

・常備薬

これに関しては風邪薬から目薬まですべての種類の薬を持ってきておくことをおすすめします。幸い私はまだ1度も体調を崩していないので薬のお世話にはなっていませんが、友達のなかには冬の乾燥で喉がやられて熱を出してしまったり体調を崩したりしている人がいました。もちろんここでも薬を買うことは可能ですが成分や効き目が日本のものとは異なると思うので日本から持っていっておくに越したことはないと思います。

・日本食

私はあまり食に興味がないので参考になるか分かりませんが個人的にはそんなに日本食をたくさん持ってくる必要はないと思います。というのも醬油やみりん、だし、みそ、すし酢もわさびもほとんどの調味料はスーパーに行けば買うことができます。ふりかけやお好みソース、日本のお菓子でさえも少し高いですが有名なものであればアジアンスーパーで手に入ります。そんな中で持ってくればよかったなと思ったのは即席のパスタソースと鶏がらスープの素です。ほかにもここでは手に入らないものがいくつかあるのですが特に今あげた2つは個人的に味噌汁よりも需要が高く、持ってこなかったことを定期的に後悔します。

・その他

電子レンジで使えるタイプのライスクッカーはあると絶対に便利です。できれば2合炊きできるものが良いと思いますが1合用でも問題ないです。寮内で履くクロックスと部屋の中で履くスリッパもあると便利です。衣類もH&Mなどで買えますが到着した8月末は想像以上に暑いので半袖は持ってきておいて損はないと思います。また、もしもSwedish culture, leisure and sports の授業を取る場合は動きやすい服を持ってきておくと良いなと感じました。

ここに挙げ忘れたものもいくつかあると思いますが、正直持ってくるものに関してそこまで神経質になる必要はないと思います。変換器や薬など持ってくるべきものもいくつかありますが、スウェーデンでの10か月はとても貴重な時間なので、日本のものに囚われずこの10か月でしか手に取れないもの、口にできないものを最大限楽しむことも素晴らしい体験になると思います。

②自由テーマ

今回の自由テーマは日本からの荷物の受け取りについてお伝えしようと思います。結論、日本からの荷物は無事届いたらラッキーくらいの感覚であまり期待しないほうがいいと思います。私は簡単に荷物を送ってもらえると思っていたので持ってこなかったものも多く、再配送も込みで計5回荷物を送ってもらいましたが、何事もなく受け取れたのは1回だけです。届かない原因は様々あるのですが、スウェーデンの配達会社のPostnordのサービスは日本と比べるとかなり雑です。保管するという概念がないのか、配達時に寮にいなかったり税金の支払いがうまくいかなかったなりなど何か問題が起こるとその瞬間になんの連絡もなしにすぐに日本に送り返されました。Postnordの評判があまりよくないのは知っていたので私は基本的にDHLというドイツの配達会社を利用するようにしていました。Postnordよりも配送料は少し高くなりますが、届く可能性もこっちのほうが高いです。しかしこのDHLもやはり日本のサービスと比べると劣ります。同じ荷物の中身だったとしても税関職員の裁量によって届くかどうかが変わってくることはよくあります。周りの日本人の子たちも届いたり届かなかったり色々なのでこればかりは運次第な気がします。もしも荷物を送ってもらう場合は中身が税関で引っかからないものであるかをしっかり確認したうえで追跡機能も付けることをおすすめします。また、荷物の中身1つ1つの合計金額が一定の金額を超えると受け取る側が支払わなければいけない関税がかかるのですが、それが思ったよりも高いのでそのあたりも事前に調べて関税ができるだけかからないように工夫してみてください。

  

お好み焼きを作った時の様子  スーパーで売られていた日本のお菓子