試験について
リンネ大学ではさまざまな試験が行われ、試験方法は授業によって異なります。私が友達から聞いたりして知っている限りでは、決められた会場で試験を受けるexam方式、home taken exam、oral exam、そしてessayです。授業の間に、さまざまな課題が出されますが、基本的に私が今述べたもので授業の終わりを迎えます。そしてこれらの最終課題が非常に大きな配点となることが多いです。私は今現在までで6つの授業を終えましたが、私が選択してきた授業では似たような試験方式、評価方法で成績が出されました。essay式がほとんどで、授業の最後の1週間弱でessayを提出しました。1つの授業では、2日間の間にessayを書き終わらなければならないものもあり、事前に完璧に準備することが求められました。oral examでは自分の書いたessayについて質問をされたり説明するようなものでした。essayは2000~2500 words (引用抜き)になることが多く、かなりの労力と時間を費やします。授業ではcourse literatureが沢山存在し、これらをベースに授業が進んでいくため、最終課題ではこれらが大切になってきます。リーディング課題をサボらずに真面目にすることが授業について行くためと、この最終課題に立ち向かっていく方法です。
授業の期間ではプレゼンテーション、セミナー、ディスカッションが行われ、これらも成績に含まれます。しかしpassかfailだけの評価になっており、最終課題(essay等)がA-Fで評価されます。FはfailなのでA-Eであれば合格ということになります。スウェーデンではAを取る事は非常に難しいとされ、CかDが普通と考えられているそうです。渡航する前は、全部の授業を落としてしまうのではないかと心配していましたが、ちゃんとやっている限りそんなに怖がる必要はないと思います。
スウェーデンの食生活
私は実家暮らしだったこともあり、自分のためにご飯を毎食作る事はスウェーデンに渡航してからが初めてでした。最初はなにを作って良いかも分からず、苦労したことを覚えています。ましてや、日本のレシピにあるものがここではすべてそろわないため、作れないメニューも多く余計に難しいです。自炊をする際は、日本食を作る事が個人的には多いのですが、日本食を作る上でだしの素と、コンソメ、鶏ガラは必須です。料理初心者にとっては手放せません。そんなにかさばる物ではないですし、スウェーデンで売っていることはまれです。多めに持参することをおすすめします。これらがあれば、料理酒などのこちらでは売っていないようなものが少々足りなくても日本食を作る事は可能です。母の作る料理や本当の日本食を恋しくなりますが、日本食を食べられている事に対しての満足感はあるので日本食を非常に恋しくなることはないです。スウェーデンのスーパーでは野菜や果物などを中心に、自分の好きな量を購入することが出来ます。じゃがいもや玉ねぎ、なにから何まで、自分の好きな量を取って、自分の買いたい物をパネルから選択し、量り台に乗せることでプライスタグが印刷されます。このシステムは一人暮らしをする方にとって非常にありがたい制度だと思います。アジアンマーケットも街にはいくつかあり、値段は張りますが、味噌やラーメン、みりんなども売っています。
スウェーデンにも春が来ています