Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2025年12月号 経営学部 N.A

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 街がクリスマス一色にイルミネーションされて、少し浮かれているように感じる今年最後の月になりました。今月は安全系のテーマについて書こうと思います。私の住んでいるVäxjöはスウェーデンの中でも田舎の方なので治安の面では日本とほとんど変わりません。そもそも人混みに出会う場面がないのでポケットにスマートフォンを入れていても基本的に大丈夫です。またスウェーデンは100%キャッシュレス社会なので現金を持ち歩く必要がありません。私はスウェーデンに来てから一度も現金を手にしたことがないほどです。置き引きも日本と同じようにほとんど起こりません。スウェーデンの方も荷物を置いたままレジに行くという場面をよく見ます。これはあくまで私の街の話であって、大きな街に出ると話は変わってくるようです。先日日本のテレビ番組でスウェーデン社会の実態を伝える企画がありました。そこで伝えられているのもまた事実なようです。スウェーデンは中東から移民の方を多く受け入れる姿勢をずっととっていましたが、うまく共存できない場面も多く、現在受け入れ姿勢を大幅に見直しています。私の友達の話ですが、ストックホルムに行った際レストランで食事中に荷物を取られたそうです。幸い貴重品は別で持っていたため無事だったようです。移民の影響で街の治安が悪化したと考えるスウェーデンの方も多く、アジア人よりも中東・アフリカ系の移民の人達への風当たりが強いそうです。シリアから家族でスウェーデンに逃げてきたという友達がいます。日本語も含めて5ヶ国語話すことができ、プログラミングの技術を持っている彼ですがバックグラウンドが理由でなかなか就職できないようです。
 私は今まで幸いにも大きなトラブルにあったことはありません。いつも気を張っているわけではないですが、大きな街や他の国に旅行に行く時、夜道は最低限のことに気を付けています。旅行の際は、貴重品はセカンドバッグに入れどんな時でも前にして持ち歩きます。スマートフォンは面倒くさいですが一回一回バッグにしまい、歩きスマホは基本的にしません。変な人に声をかけられても基本的に無視ですし、サインを求められたり押し売りされる時ははっきりNO!と言います。夜は1人で出歩かないようにしています。自分のことは自分で守る、そしてはっきり意思表示をすること、この意識のおかげでトラブルに巻き込まれず留学生活や旅行を楽しめていると思います。

②スウェーデンのクリスマスについて

 今月の自由テーマはスウェーデンのクリスマス事情について書こうと思います。スウェーデンの方にとってクリスマスは一大イベントの一つなのでハロウィンの頃から準備が始まります。スウェーデンではハロウィンのイベントは特にしないので、その頃にはクリスマスの飾りが売られ始めます。11月に入ると各地でクリスマスマーケットが開催されます。11月中旬、私の住んでいるところから車で30分のところでこの地方最大のクリスマスマーケットが1週間行われました。日本でも有名なホットワインやホットチョコはもちろん、こちらでは定番らしいナッツをキャラメルでコーティングし香ばしく炒ったものがとても美味しかったです。そしてオーナメントから幸せを呼ぶ妖精トムテの人形までクリスマス雑貨が全て揃います。セントラルには大きなクリスマスツリーが置かれ、どのお店もクリスマスカラーにキラキラ輝きます。またフレンドファミリーの方がクリスマスパーティーを開いてくださいました。部屋をキャンドルの灯りだけで灯し、手料理のご馳走で机の上が埋め尽くされている光景は留学生活の中で1番北欧を感じた瞬間でした。北欧クリスマスの定番クリスマスハムは前の日から8時間かけて大きなお肉の塊を低温調理するとのことで絶品でした。またお酒好きなスウェーデンではお祝い事にエルダフラワーの38%もあるお酒をショットで掛け声と共にいただきます。「イッヌゥ、ヌゥーー!(今じゃない、今だーー!)」喉が焼けるような強さのお酒ですが、陽気なスウェーデン文化を楽しむことができました。みんなでワイワイゆっくり飲んで食べておしゃべりするのがスウェーデン流のクリスマスパーティーだそうです。最後におすすめしたいのが、この時期になるとどこのスーパーでも見かけるコーラと同じ色の飲み物ユールムストです。個人的な感想ですが、コーラの甘みをベリー系の甘味に置き換えた炭酸飲料という感じでとても美味しいです。

God Jul! Gott nytt år! (メリークリスマス!そして良いお年を!)