Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2026年6月号 経営学部N.A

この留学を振り返って

Hej Hej!! 毎月書いていたマンスリーレポートも最終号になりました。スウェーデン留学を振り返ってまずは10ヶ月海外で生き切ったという達成感です。渡航前は入国手続き、家のこと、送金手続き、入学手続きなどに追われ、私の英語力も決して高いわけではなかったことから本当に海外で生活できるのかという漠然とした不安がずっとありました。しかし帰国して今思うのは、全てなんとかなります、というかなんとかするために行動する、これに尽きると思います。生活していたら言語の壁、文化の違い、日本では起きないようなアクシデントの頻発など障害は必ず発生します。しかし自分の力で何とかできることとできないことを割り切った上で、自分はどうするか?これが重要になると思います。

言いたいことがうまく言えず、もどかしい気持ちになったことも数えられないぐらいありました。しかし自分の英語力では伝えるのに十分ではないと分かった上でどう伝えるか、毎度トライアンドエラーで喋っていたと思います。そこから少しずつ自分の英語が育っていき、留学前より自分の英語に少しだけですが自信を持てるようになりました。

私が住んでいたVäxjöも含めて初めて行く土地で分からないことがあった時、アクシデントがあった時、素直に分からないと言って助けを求められるかなど留学生活では生きていく力が身についたと思います。それと同時に自分が未熟者であることを素直に認め、変なプライドと恥を捨てることもできたと思います。スウェーデンで10ヶ月生きられたことが今ではどこででも自分らしく生きていける自信になっています。

また自分自身が他の国の歴史・政治に無知すぎることを知れてよかったです。寮では、初めて聞く国から来ている人にたくさん出会いました。つい最近まで内戦をしていたことや、歴史的に仲があまり良くない民族同士という人達とも出会いました。あまりに自分が無知なことを受け入れ、無自覚に傷つけないように彼らのことを知ろうと努めました。また後期はたまたま私の階が東アジア階となり、今の情勢や個人の思うことなどを話したのは良い思い出です。これからも日本だけでなく世界の情勢や政治に対してのアンテナは張り続けようと思いました。 また日本という国を外側から見られた事もとてもいい経験でした。いかに日本という国が良い意味でも悪い意味でも異様なのかを、他の国の人と話す中でまた海外で日本のニュースをキャッチする中で思いました。

正直この留学生活中は冬季鬱になったこともあり、どちらかというとつらい日の方が多かったと思います。しかし話を真摯になって聞いて自分にはないアイデアをくれた方との出会いや一緒に同じ時間を過ごせたことに感謝でしかないフロアメイトに支えられかけがえの無い経験となりました。ありがとう。

 

留学経験をどう活かすか

私の留学の目的でもあったスウェーデンの人達の考え方、生き方に触れられたことが留学して1番良かったことです。授業でもスウェーデンの社会福祉について学びましたが、スウェーデンは多様な生き方に寛大な社会だと思います。そんな社会で生きている人たちは多種多様で、大学にも幅広い年齢の生徒がいて、将来を決めるのにgap year を取るのは当たり前、それぞれ違う進路を選ぶのが普通と日本とは全く異なる社会でした。そんな場所で進路を決める時期にいられたこと、様々な生き方を知ることができとても良かったです。人生のその時々の好奇心に素直に従って生きておられる方との出会いは、今後の自分の進路を決めるにあたり大きな影響を及ぼす出会いとなりました。 

留学中は自分自身と向き合う時間がほとんどです。自分は今の現状をどうしたいのか?自分はどうなりたいのか?そのために今自分ができることは何か?をよく考えるようにしていました。このことは留学中だけでなく、将来を考える上でとても役に立ちますし、何より自分軸で考えられる、周りに流されにくい考え方が身についたと思います。

留学中、将来自分が心の底からやりたいと思えることの輪郭が見えてきました。また留学中に出会った人たちを見ていて、この夢に自分の人生の方向性を合わせてもいいんだなと思えました。自分の心に素直に生きる生き方、日本ではまだまだ現実的なことがチラついて踏み出しにくい生き方だと思います。しかし心が赴く方へ進んでもいいのかなと現実をかみしめながらも軽さを常に持っていられるようになったのはこの留学で得た最大の成果だと思います。

私の留学に関わってくださったすべての方に感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

Tack så mycket!!

スウェーデンの国立記念日での催しフラッグがもらえました!

スウェーデンの夏は格別です

お別れパーティーでサンドイッチケーキを作りました。