Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2024年10月号 国際学部 O.T

住居について

現在僕は「CROUS」というレジデンスに住んでおり、場所は大学から約15分の距離にあります。「CROUS」は、先月のレポートでも紹介したように一般的なレジデンスよりも比較的に安く借りることができます。「CROUS」で部屋を借りることをお勧めします。しかし、このレジデンスはとても人気であり、フランス人も借りることができるため、レジデンスの選択できる期間が始まってからすぐに埋まってしまうので、なるべく早く、どのレジデンスと契約しようかを考えておく必要があります。

借りることのできる部屋にも種類があります。例えば、「Studio」という部屋には、キッチン、トイレ、お風呂が部屋の中にあるモノになります。この部屋が基本的には一番広くなっていますが、値段もそれなりにします。次に紹介するのは、「chambre réhabilitée type3」という部屋です。僕は現在この部屋に住んでいます。この部屋はトイレ、お風呂は部屋の中についていますがキッチンは共同となっています。また「studio」と比べると値段が安くなっています。しかし、僕のレジデンスの部屋には冷蔵庫や机、椅子、マットレス、シーツといった必要最低限の設備しかなく、布団類は到着後に買い出しに行きました。このタイプの部屋では、キッチンを使うときに様々な人と関わることができるのでとても楽しく暮らせています。さらに、レジデンスには無料のWi-Fiもついていたため、インターネットも使うことができます。

 

 

フランスでの体験談その1

 僕は9月の末に友達とリヨンにあるサッカーチーム「オリンピックリヨン」の試合を見に行きました。

フランスには「リーグアン」というサッカーリーグがあります。最も有名なチームは、「パリサンジェルマン」というチームです。

ヨーロッパにおいて、フランスやスペイン、イギリスにおいてサッカーは日本でいう野球のような立ち位置のスポーツであり、地元のチームの応援に多くの人が観戦します。

 今回僕が見に行った試合は、「オリンピックリヨン」対「オリンピックマルセイユ」でした。この試合は、伝統の一戦とされていて、「Choc des Olympics」と呼ばれている程で、プロ野球でいう阪神タイガース対読売ジャイアンツのようなモノです。この試合には約5万3千人が見に来ていました。

試合開始前には、発煙筒のようなモノや花火が所々で打ち上げられていて、これがヨーロッパスポーツ観戦の洗礼かと感じました。さらに試合中1プレー1プレーに対して観客が一喜一憂しており、得点が入った時には地面が揺れているのではないかと感じるほど歓声で地響きがしており、観客と選手が一体になっているように感じることができました。

 試合会場まではPart- Dieuにある駅 から直通の列車が走っており、帰りも同じようにこの列車で帰ることができます。さらに日本のスポーツと違い、試合の始まる時間は試合ごとで違い、昼から始まる試合もあれば夜の8時や9時から始まる試合もあるので、基本的にはこの列車での移動になります。また、試合時間が遅いときは終電がなくなっている場合があるため、駅から歩いて帰ることになるので安全に気を付けた方がいいです。

 試合結果は2-3でオリンピックマルセイユの勝ちでしたが、迫力のある面白い試合でした。

試合会場であるGroupama Stadium