Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2024年10月号 国際学部 F.N

環境について

大学は前がたばこ工場であったためか、正方形の形をしてとても広いので、授業に出ようとも校内が広く教室の場所を把握しておく必要がある。教室は日本と同様に広い物から狭い物まである。食堂については日本のように夕方まで空いていることは無く、基本は15時ほどで閉まるので、食堂に行く際は早めに行くことをおススメする。図書館はとても広いが各階によって込み具合が異なるため、各々自分が勉強する場所を見つけておく必要があると思った。

フランスのサービスについては、日本と比べると基本的には愛想が少ない部分が多く見受けられるが、とてもやさしくおススメを聞いたら丁寧に教えてくれるという感じである。しかし、バスや電車のサービスにおいて遅延やサービスの停止などは日常的に行われるため、臨機応変さを求められる部分がある。

住居において私は大学から徒歩10分ほどの近い所に住んでいるため、朝に家が遠くて困るということはない。大学寮(以下CROUS)にはキッチンが部屋にあるものとないものがある。私のCROUSはjacque cavalier resudenceという場所であるが、共同のキッチンであり、各階の人たちと共同で使用する為、自分の希望通りの時間にご飯が食べることが出来ないということも難しい場面もある。しかし、各国の料理を友達とシェアして食べるということが出来るために最終的には共同キッチンを選択してよかったと思った。また、CROUS同士のイベントがかなり多くハロウィンやクリスマスのイベントごとに限らず、毎週のごとくイベントがあるため学校やCROUSに限らず多くの人と関わることが出来交友関係を広げることが出来る。

街並みは思ったよりフランスらしさを感じる機会は少なかったと思う。私が生活している大学辺りは日本でも感じることができるのではないかと思うが、vieux-Lyonという地域はまさしくフランスという雰囲気を味わうことが出来ると思う。道路は日本に比べると散らかっていると感じ、 匂いも少し匂うところはある。

 

二か月目に来て、初めての自由テーマであり何を書くか迷うが、多くの人が初めての留学で不安を感じることが多いと思うため、ここ二か月の私の不安を話そうと思う。

私自身一人で旅行することが好きであるため、留学に対してそこまで大きな不安はなかったが頼れる人が初めはおらず、自分よりもフランス語を話せる人や自分よりもコミュニケーション能力が高い人、自分には考えられないことを考えられる人がゴロゴロいて、比較していく中で自分を見失うことは留学中一度は来るとは思う。

実際1か月もすれば友人が出来初め、生活にも慣れてくるため初めだけ耐えてほしいと思う。常に向上心を持って何を目標として留学に来ているのかを考えて生活するべきだと思った。