Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2010年10月号 国際文化学部 K.U

<授業紹介①>

留学生のための必修の授業が2つあります。その2つについて、紹介します。

1つは、FLEというフランス語の文法の授業です。これは、オリエンテーションの最後の方にテストを受け、そのテストの結果によってクラス分けがされます。日本人は他のヨーロッパ圏の留学生に比べ、出来ない学生が多く、下のクラスに入れられることが多いようです。ちなみに私は、下から2番目のクラスで、日本人の学生が20人中6人くらいいます。先生もレベルによって、優しいフランス語を使ってくれたり、説明もゆっくりしてくれたりするので、聞き取りやすく、わかりやすいと思います。

もう1つはカルチャーの授業です。この授業は、決められた題材の中から自分の好きなものを選び、15分間のプレゼンテーションをフランス語でするというものです。前期は2人で15分のプレゼンを2回し、後期は1人で15分のプレゼンを1回しなければなりません。みんなパワーポイントやオープンオフィスを使い、事前に準備して発表をします。私は前期はココ・シャネルとフランスのモニュメントについて調べ、発表しました。

 

<カルチャーショックについて>

 フランスに来てから、驚くことはたくさんありますが、その中のいくつかを紹介します。

まずは、フランス人は英語を喋ってくれないということです。留学前から覚悟はしていたことなのですが、本当に英語を喋ってくれません。英語で聞いてもフランス語で返ってきたり、大きな駅のインフォメーションの人でさえ、「英語は喋れないわ!!」というぐらいです。もし、フランス語がわからなくて英語で聞きたい時は、大学生や、比較的若い人に聞いた方が通じそうです。

それから、エスカレーターがよく止まっています。エスカレーターが止まっているなど、日本では点検や修理の時以外は、ほとんど考えられないのですが、フランスでは本当によく止まっています。そして、フランス人はそれに慣れたように、止まったエスカレーターを登っていきます。

 他には、スーパー、レストラン、電車の中、いたるところに、犬を連れた人たちがいます。日本では考えられないのですが、フランスでは禁止されていないようです。また、道端に犬のフンがたくさん落ちています。日本のようにフンを持ち帰るようなことはあまりしないようです。なので、歩く時は下にも気をつけなければなりません。

 

<自由テーマ・ハロウィンについて>

フランスでもハロウィンはあるようです。街中で仮装するということはなかったのですが、友達の家でみんなで仮装して集まって、パーティーをするというのは一般的のようです。私は仮装はしなかったのですが、友達とメイクをしました。それで、写真を撮ったり、パンプキンケーキを食べたり…少しハロウィンらしいことを楽しめました。フランス人は何かと理由をつけて、パーティをしたり、お酒を飲んだりすることが大好きです。