Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2010年10月号 文学部 K.N

(授業紹介)

私は主に日本語学科の授業を選択しています。Connaissance de la langueという授業について紹介します。この授業は文法(grammaire),フランス語から日本語に翻訳(theme),日本語からフランス語に翻訳(version)の3つがセットになっています。versionの授業は日本人にとってはなかなか難しく、先生が答えを言っても全ての文を聞き取れないのでいつもフランス人の友達に手伝ってもらいながら受けています。留学生は何回生の授業でも取ることが出来るので、自分のレベルに合った授業を取ると良いと思います。

(カルチャーショックについて)

フランスに来てからのカルチャーショックは特にありませんが、フランスへ行くためのビザの手続きは本当に苦労しました。フランス政府留学局・日本支局Campus Franceのサイトで個人アカウントを作り、学歴や動機などをフランス語か英語で作成していきます。そして専用のメールボックスがあり何か質問などあれば聞くことが出来ますが、Campus Franceからの返事はとても遅く、返って来ないときもありました。私は郵送が必要な書類を送ったにも関わらず返事が一向に無かったので、電話をかけると書類は届いていないと言われましたが、その後すぐに書類がありましたという返事が来ました。Campus Franceへは直接電話で問い合わせることが可能です。メッセージを送るより電話で伝える方が断然早いです。

(滞在許可証)

滞在許可証は入国してか3か月以内に移民局へ行き、手続きを完了させなければいけません。まず、ビザ発給時に渡された用紙、パスポートの身分証明、入国スタンプ、発給されたビザが貼付されているページのコピーを移民局へ配達証明付きで送ります。約5日ほどで確認の返事が来て、さらに1週間後に健康診断の日時が指定された用紙が届きます。移民局へはパスポート、証明写真、住居証明と55ユーロの申請料金が必要です。大学を通してすると時間がかなりかかるので個人で手続きをするべきだと思います。この手続きは完了するまで約1か月かかるので、リヨンに着いたらすぐにした方が良いと思います。