Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2011年4月号 国際文化学部 U.Y

<この一年を振り返って>

今回の留学ではフランス人とかかわることによってフランスについて深く知ることができたと感じています。私が私費留学を経験した際フランス人と出会うということはなかなかありませんでした。語学学校では常に外国人留学生で固まる機会のほうが多く、フランス人とは仲良くなる機会自体が少なかったためです。今回のようにフランス人の中に混じっていくことができるのは交換留学だからこその利点だとも感じます。同じフランスでも環境が違い戸惑うこともありましたし、最初は相手が完璧だと思うと身構えてしまい、同じ立場の外国人留学生と違いネイティブとしゃべることに少し抵抗もありました。しかし間違うことは当たり前ですし、指摘されても素直な気持ちで受け取ることが重要だということも気づかされました。また実際今回の留学でもっとも自然なフランス語普段学生がつかうような表現など学ぶことができたと思います。これまでオーラルに対してコンプレックスがあったのですがヒアリングとともに伸びたと実感しています。またただ文化間の違いを探すのではなく何故そうなのかと歴史を理解した上で受け止めることも大切だと気づかされ、私のフランスとのカルチャーショックに対する考え方や私自身の価値観もかわったと思います。

<帰国後どう留学経験を生かす予定なのか>

これからもフランス語の勉強を続けていきたいと思います。秋のDELFや仏検も受験する予定です。普段使っている表現でも言い換えればなん通りもの言い方があります。またそれによって微妙なニュアンスもかわってきます。語学に完璧はないのだと実感しましたし、そうであるならこそ、これからも自分が伝えられる表現の幅を伸ばしていきたいです。いくら語学力があっても知識や伝えたいことがなければいけないし、喋りたい内容があっても表現ができなければ意味がないということを今回の留学で痛感しました。ただ相手がしゃべっていることを理解するだけではなく、では自分がフランス語を使ってなにを伝えたいのか、何ができるのかを意識し自分ができることをこれからも広げていく努力を続けたいです。そしてフランス語を使った職を探していきたいと思います。

<Montpellier>

Montpellierは南仏のラウンドック県にある小さいけれども賑やか学生の街でLyon3の終了後DELF試験対策のためにUniversite Paul Valery Montpellier 3IEFE の夏期講習に通っていました。夏期講習でしたのでアメリカ人留学生が非常に多かったですが語学を重点的に学ぶことができLYON3では不足していた筆記についてみてもらうことができて満足でした。