授業について
日本で留学手続きを行う際に希望する学部を選び、留学後に学科を選ぶという流れで授業を選択します。かなりフランス語が堪能でなければ、ほとんどの日本人留学生が言語学部の日本語学科に入ります。しかし、留学生は他の学科ひいては他学部の授業に出席することができます。他学部の授業に出たことはないのでわかりませんが、他学科の授業は正式に登録して出席しています。授業はもちろんほとんど全てがフランス語で行われます。そして、フランス語自体を勉強する授業は1つしかありません。その授業は留学生のための授業なので、教室にいる全員が留学生ですから、先生もわかりやすく丁寧に話してくれますが、他の授業はそうもいきません。口頭で述べていることをノートに書き写さなければいけないのでなかなか大変です。そして、ひとりずつ指名されて答える授業が多いので予習は欠かせません。とは言え、全てを正解する必要はないですし、あまり気負わなくて良いです。授業登録は初回の授業が一通り終わった後に行うので、自分に合ったレベルのものを選ぶことが出来ます。日本語学科の授業では日本人が取って役に立つとは言えない授業も多々あります(日本語の文法を基礎から学ぶ授業や漢字の授業等)が、必ず取っておくべき授業はVersionとThèmeです。それぞれ和仏翻訳と仏和翻訳の授業です。この2つの授業は2年と3年両方取っているという人もいます。
余暇の過ごし方
大学は授業数も少なく休暇も多いので自由な時間を有意義に使うよう心がけています。授業のない日、土日などはマルシェに行ったり、友達と買い物をしてカフェに出かけたりしています。リヨンの街は小さいので最近では細い抜け道などに入って新たなお店を見つけるのが楽しみです。フランスでは1月8日から2月11日までソルド、日本で言うセールが行われています。ソルドは年に2回冬と夏に約1ヶ月間開催されます。開催日は統一されているので、各店一斉にソルドを開始します。この時期、ショッピングセンターやデパートなどは多くの人で賑わいます。
年末年始のバカンスはパリとスペインに行きました。フランス国内の旅行にはTGVを利用しています。TGVは早くから切符を買っておくとかなり安く済むので旅行の計画は早めに立てるのが良いです。国外へは飛行機を使っていますが、ヨーロッパ圏内の飛行機はとにかく安いです。TGVより安いです。