Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2014年11月号 経営学部 M.F

カルチャーショックについて

フランスに来て、一番カルチャーショックを受けたのは「あいさつ」です。フランスでは、お店に入って店員さんと目が合ったり、レジでお会計をするときなども「Bonjour」とあいさつをします。また、アパートで他の住居人とすれ違うときなどもあいさつをします。最初は、知り合いでない人にもきちんとあいさつをすることにすごく驚きましたが、今ではこの習慣はフランスの好きなところの1つでもあります。

ただ、町中を歩いているときに「Bonjour」と声をかけられることがあります。これは「お金を恵んでください」などという物乞いの可能性が非常に高いので、気を付けた方がいいと思います。

また、フランスでは友達などの親しい人にするあいさつ「ビズ」があります。これは、一見キスをしているように見えますが、実際は頬と頬をひっつけて、「チュッ」と音を立てています。女性同士や異性同士ですることが多く、男性同士のあいさつはビズはせずに握手だけが多いです。

他に驚いたことは、トイレです。マクドナルドなどの飲食店ではレシートに書いてあるトイレのコードを入力しないと入れなかったり、リヨンの大きなショッピングモールLa Part Dieuのトイレも0.50€支払わないと使えません。たまに町中で見かける公衆トイレも有料となっています。大学内のトイレはもちろん無料で使えますが、男女兼用になっているところがありとても驚きました。

 

 

 

リヨンの公共交通機関について

私は大学まで、毎朝トラムを利用して通っています。トラムとは路面電車のようなもので、リヨン第三大学の最寄り駅はT4のManufacture Montlucという駅です。そのほかにもメトロ(地下鉄)やバスもあります。地下鉄の最寄り駅はD線のSans Souciです。

これらの公共交通機関の切符は1.70€からあります。たまにしか利用しない人はその都度切符を買う方がいいですが、私のように毎日使う人は定期券を購入する方がいいと思います。駅の窓口に写真、学生証、パスポート、フランスでの住所、カード代(5€)、1か月分の定期代(28€)を持っていくだけでその日のうちに作ることができます。

 

また、リヨンにはVélo’Vという公共自転車が至る所にあります。1日1.5€から利用することができますが、こちらも頻繁に利用するのであればVélo’VのHPから手続きをすればより安く移用することができます。

ヨーロッパにいると、バカンス中などに旅行をすることが多いと思います。その際にTGVという超高速の列車をよく利用する人は、Carte Jeuneという18歳から27歳までの人のための割引のカードを作るのをお勧めします。このカードを作るために50€かかりますが、25%から60%の割引を受けることができるので、3回ほど利用すると元を取ることができます。窓口にパスポート、写真、カードの料金を持っていくだけで、その場で作ることができ、そのまますぐに列車のチケットを予約することもできます。