Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2014年11月号 国際文化学部 A.T

◇カルチャーショックについて

 

私がリヨンに来て、一番受けたカルチャーショックは街の汚さです。

街を歩いていると壁のいたるところには、落書きがあり、ポイ捨てされた煙草はたくさんあり、ゴミもよく落ちています。

 

私の部屋が0階(日本で言う1階)にあることもあって、部屋にはテラスがあります。が、柵の外には煙草の吸殻がいっぱい落ちてあったり、たまに上から子供のおもちゃや洗濯ばさみ、一度だけ洗剤が混ざった水が落ちてきたことがあります。

 

街を歩いていると日本以上にたくさんの人がたばこを吸っています。これが当たり前のように、たばこを道に捨てることも当たり前のようによくポイ捨てする光景を目にします。

 

また、メトロや公共施設の使い方も汚いです。

メトロの駅には、無料の新聞が置かれています。こちらではよく新聞を車内で読み、終わったあとは自分の席の横もしくは、座っていた席に置いて降りて行く人がいます。また、その新聞を新しく乗ってきた人が読み、置いていくという繰り返しです。最終的に新聞が席においたままになるか、他の人が新聞のおいてある席に座るために、座席下に置いて座っています。

 

公共施設の使い方ですが、主に学校のトイレも汚いです。

トイレの壁にも落書きがあったり、トイレットペーパーや手を洗ったあとに拭いたペーパーがゴミ箱からあふれでているという状況が当たり前です。

 

他にも、物乞いの多さにもカルチャーショックを受けました。

人の多い場所(学校からメトロまでの道・大きい駅のあたり・ATMの横・メトロの車内等)に座っている人もいれば、話しかけて「お金をください」と言ってくる人もいます。また、メトロ内では、小さい子供が楽器を演奏し、他の子供がお金をもらいに回ったり、小さい赤ちゃんを連れている女の人が乗客にお金をもらいに回ることもよく目にします。

 

 

リヨンは素晴らしい建物などいっぱいありますが、日本よりもずいぶん環境が悪い場所だと感じます。

 

◇KOTOPOについて

KOTOPOとは、日本人と日本に興味のある他の国の人が交流できるバーのことです。

場所はHOTEL DE VILLE駅から少し歩いたところにあります。

 

日本に興味のある人や日本語の話せる日本以外からの留学生やフランス人が多くいます。

日本人もリヨン第3大学だけではなく、リヨンカトリックという語学学校の留学生やリヨン第2大学など、リヨンのいろんな大学に留学している日本人とも知り合うことができます。

リヨン第3大学の日本語学科の学生も何人か来ているので授業は違ってもKOTOPOで知り合いになることができます。

 

日本語で話す人もいれば、フランス語で話す人・英語で話す人もいるのですごくいい経験になると思います。日本人とフランス人だけではないので、他の国からの留学生やリヨンで働いている人と知り合いになれるので、リヨンに留学することがあれば一度行ってみることをお勧めします。