Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2014年12月号 経営学部 M.F

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 

特に大きな事件になるような危険なことはありませんが、夜は本当に気を付けなければなりません。

メトロやトラムに乗っていると酔っ払いに絡まれたり、道を歩いていると、若者が騒いでいたりします。女性だけでなく、男性も夜に一人で出歩くのは避けた方がいいです。Soiréeなどで遅くなるときは、同じ方向の友達と一緒に帰るなどの防犯対策は必ず必要です。

普段もそうですが、お祭りなどの人が大勢いる場所に行くときにはスリに遭う確率が非常に高くなります。

リヨンには、毎年12月にfête des lumièresという大きなお祭りがあり、フランス内外からたくさんの人がリヨンに集まります。私も友達と行ったのですが、そこでお財布を盗まれてしまいました。気を付けていても、スリは上手く気づかれないように狙ってきますし、日本人は非常に狙われやすいです。

いつも必要最低限のお金やカードだけを持つようにしたり、万が一盗まれた時のためにカード会社の電話番号を控えておいたりなどの対策を取っておくことをお勧めします。

小さなトラブルですが、私の住んでいる地域で停電が起きたことがあります。6時間ほど電気はもちろんWi-Fiも使えなくて、大変困りました。友達に聞くと、フランスで停電はそんなに頻繁には起きないそうですが、ちょうどテスト期間だったのですごく大変でした。

 

 

 

 

ビザ申請について

 

キャンパスフランスでの手続きが終わり、必要書類が揃うと、ビザの申請をしなければなりません。フランスのビザを取得するには、東京にあるフランス大使館まで行く必要があります。交換留学生の場合は、毎週水曜日の10時から11時の間に行けば予約を取らなくても申請することができます。

必要書類はフランス大使館のHPから見ることができます。

http://www.ambafrance-jp.org/IMG/doc/d_visa_etudiant_liste_jp_2013-3-1.doc?15888/84985e187a2db26e8601cc8b4c0b18a1da0c8169

2の「長期ビザ申請書」はフランス大使館のHPからダウンロードして、必要事項を記入します。

6の「在留カードや外国人登録証明書」は日本国籍の場合必要ありません。

7の「高等・専門教育機関の仮登録または登録証明書」はリヨン第三大学から送られてくる入学許可書で大丈夫でした。

8の「経済証明」はかなり複雑で、海外で引き出せる銀行の証明でなければならないと言われる人もいれば、普通の銀行の証明でも大丈夫な人もいるようです。私は念のため、海外でも引き出せるciti bankで残高証明を出しました。経済証明の金額は1か月あたり最低615€となっていますが、ぎりぎりだと申請を却下されてしまうことがあるので、多めにした方がいいと思います。

9の「移民局(OFII)提出用フォーム」はフランスの大使館HPからダウンロードして、上半分を記入します。これは、ビザを取得してパスポートが返ってくるときに一緒に戻ってきます。下半分は渡仏後に記入し、移民局(OFII)で手続きをする際に必要になるので、すごく大切です。

私の場合、申請から1週間で取得することができましたが、渡仏の3か月前から申請できるので、万が一却下された場合のためにもできるだけ早く申請したほうがいいです。

ビザ申請に関する情報はよく変更されるので、新しい情報を見て申請することが大切です。