Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2015年1月号 経営学部 M.F

日本から持ってきてよかった物

フランス語の文法書・単語集

単語集はなくてもいいかもしれないですが、文法書は持ってきた方がいいと思います。私は日本で使っていた「新・リュミエール フランス語文法参考書」や、「ゼロからスタート フランス語単語」を持ってきました。

電子辞書・紙辞書

普段は電子辞書を使っていますが、テストによって紙辞書は可能であっても電子辞書は使用不可のときがあります。できれば日仏と仏日の紙辞書両方用意する方がいいと思います。

 

化粧水

フランスで化粧水といわれる物は、メイク落としと一緒になったタイプが一般的です。フランスは日本よりも乾燥しているように感じるのですが、何故か保湿用の化粧水はなかなか見つけることができません。ですので十分に持ってきた方がいいと思います。

 

フランスの薬は日本のものに比べてかなり強いので、日本で飲んでいる薬を持って行った方がいいと思います。

 

お箸・菜箸

日本食スーパーなどで購入することはできますが、かなり高いので日本から持ってきた方がいいと思います。

 

私はフランスで何が売られていて、何がないのか事前に調べずに渡仏してしまいました。ですので、フランスに来てからほしいものが手に入らなくて何度か困ったことがあります。

日本から送ってもらうことも可能ですがかなり高額になってしまうので、できるだけ事前に調べて用意してフランスに行くことをお勧めします。

 

 

 

パリでのテロについて

1月7日、パリで新聞社Charlie Hebdo社を襲撃するテロが起こりました。たくさんの人が亡くなり、傷つけられた大変な事件になりました。

事件から1か月が経とうとしていますが、今でも町中で「Je suis Charlie」や「Lyon est Charlie」と書かれたプラカードをよく見かけたり、警察官がパトロールをしたり、大学では門の前で手荷物と学生証のチェックをしています。

まさか、自分がフランスにいる間にこんな大事件が起きるとは一切思っていなかったのですごく驚きました。また、ちょうどバカンスの時期だったので、友達も何人かパリに遊びに行っていてかなり心配でした。

 

最初は、パリとリヨンは結構離れているので心のどこかでは他人事のようにも感じていましたが、事件の数日後、リヨンにあるモスク付近のケバブ屋さんで爆発事件が起こりました。これはパリのテロと関連しているかは分かっていないようですが、この時初めてパリのテロは他人事ではないのだと感じました。

パリや他の都市と同様にリヨンでもデモ行進がありました。数十万人がペンや「Je suis Charlie」と書かれたプラカードを持って表現の自由を訴えながら行進をしていました。私は怖くてその日は家から出なかったのですが、写真を見るだけでも凄かったです。

 

このテロが起こる前までは「宗教」にも、表現などの「自由」にもあまり関心を持っていませんでしたが、事件のニュースを見たり、町中で「Je suis Charlie」の文字を見るたびに考えるようになりました。また、フランスでの生活に慣れてきて、常に危険と隣り合わせだということを忘れかけていた頃だったので、自分も何かの事件に巻き込まれる可能性があるのだということを再確認できまました。