Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2015年9月号 経営学部 J.S

①オリエンテーションについて

私は今回 リヨン第三大学に交換留学生として今年の2015、9月から留学しました。

実際は8月24日からのオリエンテーションのために8月の22日にリヨンに到着しています。このオリエンテーション「SIM 」は交換留学生のために24日~31日まで行われるもので、また学部によって教室も全て違います。

といっても、本当のオリエンテーションの様なモノは最初の24日と25日くらいで終了し残りの日数は簡単なフランス語の講義 みたいなことが行われます。

このオリエンテーション「SIM」は、申し込み制になっておりいくらかの費用が掛かります。しかし、この「SIM」に申し込む必要性は個人的な意見からすると参加しても意味ないです。 正直、仏検準1級やDELFのC1レベルを簡単にこなせるレベルの人でないと

このオリエンテーション「SIM]で話されている内容を完璧に把握することは無理だと思いますし、「オリエンテーションだから、皆で自己紹介して仲良くしましょう」とか語学学校でやるような楽しいアクティヴィティは一切ないです。淡々と事務連絡とリヨンでの生活する上での当たり前の情報などの説明だけで、その日のプログラムが終われば皆 普通に帰ります。 そこで全く 怖気づかずに英語またはフランス語が流暢に話せるなら友達を初日から作ることもできる可能性はあります。

しかし、この「SIM」に参加なんかせずとも「SIM」に申し込んでない人達 向けの別のオリエンテーションがあり、日本人などは圧倒的にそちらに参加する人が多いです。 そこで色々な情報交換とかも出来たりするので個人的に

「SIM」なんかに申し込まずにこちらの方がお勧めです。

 

②リヨンの街並み

リヨンは、大きく分けると新市街、半島、旧市街地区にわかれています。あくまで大雑把に分けるとしたらです。

大きなショッピングセンター的なものはだいたい新市街地区にあります。半島や旧市街地区は主に観光名所やブティックなどのお店が多いです。夜になると旧市街地区や半島の建造物などが一年中ライトアップされているので

凄くきれいで壮観です。またメトロやトラム、バスなどの路線や本数も多いので移動には便利ですが普通に歩きだけでも街を周ることは可能です。むしろ、足で歩いて覚えた方が色々と細かい所に気付けて楽しいですし、役に立ちます。

夏場でも気温は、そこまで暑いというわけではなく湿度も全然なくカラッとしているので過ごしやすいです。 サマータイムの間は夜の9時を過ぎても明るかったりするので奇妙な感覚を味わえると思います。

物価などについても「そこまで高くない」とか、むしろ「安い」と言われてますが、、、それはあくまでヨーロッパを基準に考えての事などで日本の物差しでリヨンの物価をみると普通に高いです。なので一々 日本円などに換算していると軽いパニックに陥るかもしれません。

それでも、リヨンは比較的治安もよく人当たりも良いので住むには楽しい街であると考えます。