Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2016年10月号 国際文化学部 E.N

1.環境について

・大学施設

リヨン第三大学は近くにメトロ、トラム、バスが通っており龍谷大学のような街中にあります。大きさはあまり龍谷大学と変わらない印象でしたが、Amphie(いわゆる大教室です)の他にSalle(小・中教室)の数が多いので教室を探す為にその階を一周まわったことがありました。学内には学部ごとのオフィスはもちろん留学生向けのオフィス、ATM(フランスで作った銀行カードでなくてもお金を下ろせます)、図書館、カフェテリア、食堂、少しつまむようなお菓子や飲み物の自動販売機があります。図書館では本だけではなくDVDも借りることができ、貸出期間は2週間です。カフェテリアと食堂はまだ利用したことがありませんが、大学のホームページから登録すれば龍谷大学のように学生証で支払いもできるそうです。

・街の様子

週末の夜は賑やかになるときがありますが午前中と日曜日は特に静かな印象です。また日曜日は日本と違ってお店がほとんど締まり、観光地には人が集まりますが出かけている人は多くありません。その為、日曜日に買い物や友人と夜飲みに行くなどの予定をするときは日本と同じ感覚にならないように気を付けた方がいいかもしれません。

 

個人的に環境においては特に不自由なことはなく、交通においても出かける場所によっては歩いて行けるところもあるので歩くことが好きな私にとっては気分転換にもなって丁度良いです。京都の街を歩くような感覚と似ているかもしれません。

 

 

2.おいしい食べもの

フランスの食材は食材そのものがとてもおいしく、野菜や果物、パン、チーズなど、どれも安く手に入れることができます。私は今学生アパートに住んでいるので料理も自分でしなければなりませんが、日本で料理をしていた習慣もなく得意でもない為、食材のおいしさに助けてもらっています。またリヨンは美食の街としても知られているのでレストランやカフェでの料理、そしてやはりパン屋で売られているパンは特においしいです。そのパンの中でも一番のお気に入りは「Brioche Praline」というパンです。Briocheとはパンの種類で、Pralineという赤色をした甘い食べ物がそのBriocheに入っており、Brioche以外にもTarteと一緒に食べることもあります。

 

ここで1つおすすめのお店を紹介します。

大学から歩いてすぐのところに「L’Epicerie bistrot」というカフェがあり、ここは私の気に入っているお店で料理もおいしく値段も安い為、学生にとってすごくありがたいです。特にTartineがおすすめでDessertも数種類ある為、正直選ぶのにいつも迷います。私は普段あまり外食はしないのでここに頻繁に来ることはありませんが、つい先日、友人とそこのお店に食べに行ったのでそのときの写真を載せます。1枚目の写真はAnchois(アンチョビ)とトマトが乗ったTartine、そして2枚目がDessertで食べたTarte Franboiseです。値段は合計9€。この大きさのケーキでこの値段は日本ではあまり見かけないと思います。それにすごくおいしい。ぜひ食べてみてほしいです。