Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2017年10月号 国際学部 R.O

①環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)

・大学施設

大学の学生証はスマートフォンのアプリを使ってお金をチャージできます。また銀行口座からもチャージできるようです。大学に3つあるカフェテリアのうちの2つはその学生証で支払うことができます。リヨン第三大学の敷地は龍谷大学より広くない感じですが、龍谷大学より教室の配置が複雑な印象で、未だに授業の教室を探しまわっています。

 

・住居

私は、大学から歩いて3分ほどの場所にあるStudio Lumièreというレジデンスに住んでいます。家賃は月580ユーロと高めですが、部屋の設備はとても良く、大家さんも同じレジデンスに住んでいるので困ったことがあるときは安心です。私は先日部屋の火災報知器を鳴らしてしまったので、すぐに大家さんを呼びに行き止めてもらうことができました。入居前にすることとしては、パスポートのコピーと住む期間をメールで送ること、330ユーロほどを予約金として振り込むことです。入居前にすることや必要書類はレジデンスごとに違います。私のレジデンスは7月中に大家さんからメールが来て食器類やリネン類を予約することができたので、レジデンスに到着したあと色々買いそろえないといけないということはありませんでした。掃除道具も無料で借りられます。また、近所には大きなスーパーやおいしいパン屋さんもあり、住みやすい場所だと思います。

 

・街並み

私は大学の近所に住んでいるため、定期券は買っていません。しかし、ほとんどの場所は歩いていける範囲にあるので、フランスに来てからは歩いて出かけることが多くなりました。いろいろな場所を散策できてとても楽しいです。リヨンには無印良品やユニクロ(先月末に新しくオープンしました!)があり、確かに日本より高いですが、どうしても日本の商品が欲しいと思えば買うことができます。

 

 

 

②フランス到着後にすることについて

今回は、フランスに到着してからしなければならないことについて、特に銀行口座の開設とOFIIについて書きます。

まず、銀行口座の開設についてです。リヨン第三大学では国際科のオフィス内で銀行口座開設の準備ができます。国際科で口座開設のための書類にサインをすると(BNPという銀行)、後日口座番号や暗証番号などが書かれた書類が家に届きます。その中にカードの引換券があるので、それを持って指定された銀行にカードを受け取りに行きます。人によって同じBNP銀行でも違う支店に案内されるようです。私の場合は、指定された支店からメールなどはなく、口座番号などの書かれた書類がいくつか届いたので、時間のある時に銀行に行きカードを受け取りました。しかし違う支店に案内された友人は、銀行から呼び出しのメールが来て銀行へ行ったらしいです。カードの発行についても支店ごとに対応の速さが違うみたいです。

次にOFIIについてですが、私は8月末に大学のアジア担当の方に必要書類(OFII申請用紙、パスポートのコピー、住居の証明書、証明写真)を提出しました。10月初めに呼び出し状(Convocation)が届き、10月半ばにOFIIの手続きに行きました。私は大学を通して書類を提出したので呼び出しが遅かったのですが、OFIIの事務所に直接提出しに行った友人は書類提出後2週間ほどで呼び出し状が届いたようです。事前に調べていた情報によると、これまでのOFIIの手続きには健康診断があったようですが、今年は健康診断がありませんでした。手続きも、OFIIの事務所ではなく、Jean Macé駅近くの、リヨン第二大学に設置されているウェルカムデスクという場所で行われました。必要書類はみんな同じですが、大学を通して提出すると、呼び出し当日は、呼び出し状・パスポート・60ユーロ分のtimbre fiscal(タバコ屋さんで買えます)のみが必要でした。書類がそろっていることを確認されたらすぐにパスポートにOFIIの許可がおりたことを証明するシールが貼られ、OFIIの手続きは終わりました。並んでいた時間を除けば5分ほどで手続きが終わり、想像していたものよりもあっさりと終わりました。

 

 

9月末にベルクール広場にできたユニクロです。

 

夜の川沿いは夜景が綺麗でした。

 

OFIIの手続きをしてくれるStudents Welcome Deskです。