現地の学生、友人について
前期ではリヨン第三大学の日本語学科と中国語学科でいくつかの授業を取っています。まずは日本語翻訳の授業ですが、クラスの中で学生たちが先生と活発的にコミュニケーションを取って、特に翻訳の授業では定めた答えがないため、活発な交流が不可欠で、ゼミという形で先生が授業を進めています。隣に座っていたフランス人と少し交流をすると、高校生の時から日本語を勉強して、もう5、6年経つそうです。彼の趣味は日本のアニメ、日本の飲食の文化です。好きなものがあるからこそ、日本語の勉強を頑張れます。 次に中国語学科にいるフランス人の友達を紹介します。彼の語学レベルは中国語検定HSK5級で、普通に中国語で話をしています。特に発音の面では問題がありません。私が彼に「なぜ中国語がそんなに上手ですか」と聞いたら、やはり前に紹介したフランス人と同じく、中国の文化、特に中国の言語文化に非常に興味を持っています。将来の夢は北京言語大学で中国の少数民族の方言について研究をすることだそうです。なかなかいい夢だと思います。暇があるとき、時々一緒に図書館で勉強をしたり、フランス語の文法のチェックをしてもらったり、いろいろな面で勉強になりました。 フランスの大学は授業が高レベルなので、学生たちはよく図書館で勉強をしています。私もフランスに来てから、毎日家でフランス語の本を読んでいます。よい経験になりました。フランス人の学生と交流するのが自分の語学能力のアップにもつながります。残りの一か月のフランスの生活を楽しみにしています。
リヨンについて
授業のない時はよくリヨンを散策します。 まず紹介したいのはLa fresque des Lyonnaisで、日本語の意味はリヨンの有名な人の描くかれた壁画です。具体的に24人の歴史人物と6人の現代人物の絵が展示されています。一番よく知っているのは「星の王子さま」の作者です。そして映画を発明したLumière兄弟の姿もあります。リヨンの壁画の数多くが、主に当時のフランス革命以降のフランスの市民の生活をモデルに描かれています。町のあちこちに壁画が見られるのがリヨンという町の特徴です。 次に紹介したいのはMusée des beaux-arts de Lyonという美術館で、ちょうどそこに行った時は、世界遺産日であり、無料で入館することができました。まず入ってみると、緑に囲まれた公園があります。真ん中に彫刻があり、面白かったです。展覧された作品はおもに西洋の絵、彫刻などで、印象派の作家が描かれた絵は印象的でした。そして絵の多くが聖書にかかわりがあるので、美術館に行く前に少し予備知識を持つといいとと思います。そして行く時にもフランス人が彫刻を模写しているので、感動的でした。
最後に紹介したいのはリヨンの中心のところ、le vieux lyonと言うところです。中世の雰囲気が漂っています。道を散策すると、見知らぬ人がbonjour「こんにちは」と挨拶をしていて、気持ちが良い。それにle vieux lyonの所に大聖堂があり、ガラス張りの大聖堂、それにガラスが多彩で、印象的でした。すこし歩くと商店街があり、喫茶店も多く、フランス人はコーヒ好きで、よく露店の喫茶店でコーヒを飲んでいます。そこで一つのcrepeを買うと、卵で作られた薄い餅で、美味しかったです。週末には中古品を売る屋台があり、日本と違い、日本は新しく見えるものを売る反面、フランスはけっこう古いものを売るので、その点に驚きました。おすすめの場所です。 フランスのリヨンは非常に古い町で、今後も街でいろいろと発見していきたいと思います。