Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2018年4月号 法学部 Y.K

現地の学生、友人について

一番気になるのは現地の学生や友人の件だと思います。私自身も結構不安だった記憶があります。が、幸いリヨン第三大学には日本語学科があるので、思ったよりフランス人(やその他の国の方々も)との関わりがあります。ウェルカムパーティーも然りですが、学生が多くいる街リヨンならではといった感じの、市内の学生イベントが多くあります。学生寮に住むことになると思うので、その寮が主催するパーティーがあったりと、日本より知らない人との交流は多いイメージです。慣れてきたころに私はよく参加していました。ただ自分的に一番友達ができると思った方法は以下の二つだと思います。

・言語交換バー(Kotopoと検索すればでてきます)
市役所近くにあるのですが、毎月第一・第三水曜日は日本-フランスの交流日となり、バーが解放されています。普段は言語の教室もあるみたいですが、私はバー利用しかしたことがありません。
日本に興味を持っている人、リヨン第三大学の日本語学科の人、他大学の日本人などある程度共通点が多いのですぐに話せますし、一人でいるとフランス人は話しかけてくれるのでしゃべれない日はなかったです。そこで出会う日本人との出会いも多く、その友人伝てで新たな友人ができたりも。

・友人のソワレ(パーティ・飲み会)
定期的にフランス人はパーティを開きたがります。上記バーや大学で仲良くなった人に誘われてソワレに行くことがしばしば。私はバーで仲良くなった友人によくソワレに誘われ、映画をみたり、まったくフィールドの違う方々とお話しすることも多いです。友人の友人なので、基本的に悪い人はいませんし、ゆっくり話したり聞いたりしてくれる印象があります。余談ですがパーティの際はチップスやワインを持っていくといいと思います。

そんなこんなで……とりあえず心配はないかなと思います!
最初は難しいかもしれませんが、日本人が少なからずリヨン第三大学にはいるので、
最初は日本人から、そして一緒に外のパーティに行ったりするといいと思います。

留学中だから日本人とは…と思うところもありますが、なにせ約10か月もあるので日本人との関わりも大事だなというのが私見です。個人的にホームシックになることが多く、一人暮らしを京都でもしていましたがその100倍ホームシックになります。友人が何人かいればストレス発散もできると思うので友人作りは”躊躇わずに話しかけて”どんどんしていくといいかもしれません。案外、というかめっちゃ外国人は思っている以上にフランクです。

 

 

リヨン(またはリヨン近郊)のイベント等について

このレポートも8回目になりますが、私が参加してきたイベントなどを紹介します。以下のイベントはリヨンでも大きいイベントかつ毎年行われるものが多いので参考にしてください。

・Maison du chocolat

11月中旬(3日間くらい)に行われます。東京でも行われているようですがいうなればチョコの祭りといった感じです。大きなホールに、国内そして国外のチョコレート屋さんが勢ぞろいです。
甘いもの好きからすると夢のような空間ですし、とにかく試食も多いです。

・ポールボキューズのla vaisselle des chefs

有名なポールボキューズレストランやそのほかのレストランの皿や調理道具のフリーマーケットです。とにかく安いです。場所はパールデューの近くのポールボキューズ市場で、結構小さいですが私は記念に1枚だけ買いました。

・光の祭典 la fete des lumieres
12月初旬に5日間ほど行われる、リヨン一もりあがるといっても過言ではないイベントです。
テロの影響で近年はその規模が縮小気味でしたが、2017年はとにかく豪華になりましたし、人も多かったです。とにかくすごい人です。町全体がとにかくお祭りの空気。とっても寒い(おそらくリヨンで一番寒い季節だった、体感的に)ですが、街のいたるところでホットワインが売られているので、それを飲みながら歩くのがいいかと思います。

・映画祭(institut lumiere)
実はリヨン、映画の生まれた街としてとても有名です。年に一度映画期間のようなものがあります。学校のほど近くにあるリュミエール博物館主催で映画祭があります。あまり詳しくありませんが、今年は中国人の方が作ったであろう映画がノミネートされていました。映画好きの方はこの期間にある公演などに参加するのもいいかもしれません。

・クリスマスマーケット
12月号にも書きましたが、ヨーロッパといえばやはりクリスマスマーケットです。
光の祭典から引き続きクリスマスモードになるリヨン市内、リヨンで大きくあるのはペラーシュの近くです。

・ワインの試飲会

年に何度かワインのデグスタシオンといって、試飲会が大きなホールで行われます。
私は2回ほどいきました。下に写真を載せておきます。

シャンパンをはじめとしてボルドーやアルザスなどの有名どころのワインはもちろん、
チーズやフォアグラなども楽しむことができます。フランスにきてワインに詳しくなりましたし、ぜひ一度は行ってみてもいいかもしれません。

・オーケストラ

リヨンにはナショナルオーケストラがあり、市内中心部のパールデュー近くにホールがあります。25歳以下であれば年に60ユーロでどの公演でも聞きに行き放題だったので私はこのパスを買いました。オーケストラがここまで安く聞けることも日本ではあまりないです。
ジャズが聞けたりゴスペルが聞けたり、クラシックにこだわらず多様な音楽を楽しめます。

 

ざっと紹介しましたが、探せばいろいろ楽しめそうなのがリヨンです。
ぜひフェイスブック等を使って情報収集してみると楽しいと思います、案外でてきます。

 


春で暖かくなってきたのでテットドール公園にてピクニックをしました。
この時期になってくると川沿いやカフェのテラス席、公園にはビールを片手に老若男女問わずとにかく外にいます。

 

 

上記で紹介したワインのデグスタシオンの様子です。
フランス各地のワインが試飲でき、さすがワインの国だと感じました。
中には安いものも多くあり、楽しかったです。