Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2018年5月号 国際学部 Y.S

帰国後、留学経験をどう活かす予定か

最近は暑くなり、そろそろ春になります。フランスにいる時間も残り少なくなりまして、惜しく思う気持ちが生じています。 リヨン第3大学の講義が終わると、春休みになります。前期は、大学でフランス語や翻訳などの講義を受けて、有意義な半年を過ごしました。後期は、フランス語の語学力が足りていないことを痛感して、リヨン第3大学のフランス語の講義を受けるとともに、リヨンにあるフランス語の語学学校で勉強しました。前にゼミの先生が勧めていた博物館へ行って、様々な仏教に係わる展示物を見るのも、興味深かったです。 そしてフランスで大学の講義を受けてからというもの、フランス人の日本文化や日本語への興味、学習する熱意を感じました。授業中、活発な意見交換や質問などが行われ、非常に勉強になりました。それをきっかけとして、外国人向けの日本語教育という専門分野に興味を持ち、2月からは自分で第二言語習得、日本語学や教授法などの内容を課外時間に独学しました。

この留学経験を振り返ると、生活することへの熱意をもう一度取り戻したと思います。フランス人のように「仕事は仕事で、勉強は勉強で、週末は週末で」というような明確な線があるからこそ、自分なりの生活スタイルができます。私も日本に帰ったらもう一度自分の生活を見直して、有意義なことに色々チャレンジしたいと思います。そして日本での勉強を続けるため、日本語教育の大学院に入るために色々と本を読まなければいけません。自分の言語能力を活かして、日中の架け橋になりたいと思います。