Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2024年3月号 国際学部 R・K

①留学中の就職活動進め方

留学中の就職活動の進め方について話していきます。私が始めた時期は1月頃でした。しかし、説明会などのイベントは企業ごと、業界ごとに違い、私の志望する企業、業界はまだ始まっていなかったため、情報を集め、エントリーするだけでした。また、計画的に始めたのは2月初め頃でしたが、多くの企業はこの時期から説明会を開催していたイメージがあります。説明会は基本オンラインで開催され、日本時間だったため、朝早い時間や夜中に参加することになります。その後、志望するためにエントリーシートを提出し、結果を待ちます。エントリーシートが通過すれば、これも企業によって異なりますが、一次面接、二次面接、最終面接とあり、基本的に一次面接はオンライン開催される事が多いため、一時帰国する必要はありません。また、同様に二次面接もオンライン開催される企業は多いです。しかし、最終面接は本社ですので、志望する企業の最終面接までには帰国する必要があると思います。マイナビや様々なサイトがあるため早めから調べておくと良いです。個人的な意見になりますが、就職活動を留学中にどうしても進めたい場合は、自分の単位数なども考えつつ、授業数を減らすのも方法の一つです。また、フランスでも日本人学生を求める日本企業が説明会やセミナーを定期的に開催しているのでそちらにも参加してみると良いと思います。人それぞれ進め方は異なり、帰国後一年休学して就活を進めるという学生も多かったです。いずれにせよスーツの持参や購入はしておくと、便利です。

②現地での交流、友人について

留学前、私は友人や友達がフランスでできるか、うまく交流できるか少し不安でした。なぜなら、言語も文化も人間性も全く異なる国で関係を深めることは簡単ではないと私は考えていました。実際は、フランスでは日本人に対する認識やイメージ、カルチャーなどかなり良く、年々日本カルチャーは人気は増していると聞きました。多くは漫画やアニメ、食事からくる良いイメージですが、それを機に日本語を学びたい学生や街中で「こんにちは」や「ありがとう」をいってくれる人が非常に多いと感じています。また、話しかけてくれたり、優しく接してくれるため、より深い関係を築きやすい環境だと思いました。私の友人も半分以上の人が日本に留学する予定です。龍谷大学の人もいます。このように、アジア、日本に興味を持つ人は多く、趣味が共通する人も多いため、人間関係も大学生活も楽しむことができます。現地学生のフランス人だけでなく、留学生も多いため、他国の留学生や日本人留学生とも仲良くなる良い環境です。この環境では、様々な国の文化、宗教に触れる事ができる反面、多文化を十分に理解し、尊重できなければ人間関係に歪みができることもあると思います。しかし、多文化理解もなかなか感じれない良い学習であり、楽しい状況だと思うので、ぜひ、積極的に話しかけてみてください。そして、新しい出会いから新しい経験ができると思いました。