Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2025年5月号 国際学部 F.N

1、この留学を振り返って

この留学を振りかえって感じたことは、人生の中で私が最も自分に対する可能性を抱けたということである。1年間家族や知り合いがいない場所で1から自分の周りの環境を整えなければいけないことは本当に勇気が必要であり、怖いことである。しかし、そこで抱く心配はほとんどあっけなく解決されたり、起こらなかったりすることがほとんどである。もし何か困ったことが起きても、火事場の馬鹿力のように自分でも思ってもいないような力が発揮されるものである。

今まで自分がいた小さな環境からフランスという世界に出てみて、言葉では表現できないような多くの経験を得た。語学力にしろ、どのように生きることが賢いのか、いわゆる価値観が真逆に変わった部分がある。このような良い知見を人生の中で得られて良かったと思った。また、今まで大学を卒業した後の事を考えられなかったが、フランスで私自身が何が好きか・嫌いかを理解することが出来た。

とりあえず何か一つでも迷うことがあってもそのまま突き進んで好きなことをしようと、私ならできるんだという自信をこの留学が私にくれたと思う。

 

2、留学経験をどう生かすか

上でも述べたように、私はこの留学で将来就きたいと思える仕事を見つけることが出来た。それにはどうしてもフランス語の上達が必要であるため、帰国してもフランス語学習を辞めず環境のせいにしないで上達を試みようと思う。

実際に10か月経っても、ちょうど伸び始めてきた時に帰国するということなので惜しい所ではあるが、またフランスに戻ってこられるように、惜しまず学習を続けていきたいと思う。

10か月はあっという間に過ぎ去って、周りの友達も各々の国に帰り悲しいことではあるが、いい仲間に出会えた幸せな留学でした。10か月私のマンスリーレポートを見てくださってありがとうございました。見ている人が今度留学に行く人に参考になるレポートであったことを願って。