◯授業紹介
私は現在ミドルセックス大学にInterpreting and Translationの1年生として、正規の学生たちと同じカルキュラムで勉強しています。日本の大学に比べ海外の大学は専門性が高く、クラスには元々通訳士、翻訳士として働いていた人たちが大勢います。私はまだ明確に将来何がしたいのかわからず、それをこの留学中に見つけられたらいいなとも思っています。そんな私がこのコースを選んだ理由は、まだ明確に決まっていないからこそ語学を磨きたいと考えたからです。
授業は全部で4つ、1クラス2時間の1日2クラス。学校で授業を受けるのは週2日だけです。来た当初は授業の少なさなどに驚きましたが、イギリスでは授業よりも自分で勉強する時間を多く取るというスタイルのようです。そのため私は実質週に5日の休みがあり、勉強をする時間出かける時間など自分のための時間が多いので、時間管理には気を使っています。
人によっては授業は週2日でも実習や課外学習などがあり週5日学校にいる人、週3日で1日1クラスしかない人、時間割はコースにより異なります。またどのコースも少人数制で、私のコースは25人前後と多い方ですが、友人たちのコースの中には4人や8人のところもあるようです。
1年生ということもあり、知らないことばかりですが基礎的なところから学べるので周りとのレベルの差は語学のレベルはありますが、そこまでありません。
◯テロについて
もう少し授業について書きたいのですが、先日パリであったテロについて少し書きたいと思います。フランスとイギリスは海を挟んでいるとはいえ、電車で一本、日帰りで行ける距離に位置しています。
現在イギリスでのテロ危険度は 深刻:攻撃の可能性が高い です。これは10月にあったバングラデシュでの日本人射殺事件が発生した時に引き上げられたものです。その直後校内で傷害事件もありました。ですが、その時はどちらも少し他人事のような部分がありました。
ですが、今回のテロの話を聞いた時は寝れない日や市内に限らず一人で買い物に行くのも億劫になってしまう時もありました。私が事件を知ったのはSNSを通じ、イギリスに住んでいる日本人の方からでした。こちらに来てからはテレビや新聞を見ることが極端に減っていましたが、その日からBBCのニュースを聞くようにしています。情報が足りていないということも、自分の住んでいる隣の国でテロが起こったという怖さに上乗せされていた感じがします。
イギリス国内に関しては警察の数が増えた印象以外は、何も変わらないいつも通りの生活があります。こちらに来て、いかに今まで自分が外国を理解できていなかったのか、多民族という点を甘く見ていたのかがわかりました。
クリスマス休暇には、フランス、ベルギー、ドイツ旅行、他の休暇にもフランス等に行こうと思っていましたが、今の状態では帰国までに行けるか怪しいです。