Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ノード大学
2024年 4月号 国際学部 N.F

 

授業紹介 その2
第2セメスターは、4つの科目を受講しました。

1Security Politics

授業内容
北極圏におけるセキュリティ問題について学ぶ授業です。特にロシアによるウクライナ侵攻によって、北極圏でどのような問題が生まれたのか、ウクライナ以外のヨーロッパ諸国への影響に焦点があてられていました。

とある日の授業中の話
授業中にフランスとロシアの安全保障についての動画を1時間半ほど見ました。ですが、音声がフランス語、字幕がノルウェー語の映像しか見つけることができなかったと教授から伝えられました。私はどちらの言語もわからないので、どうやって理解しようか焦っていました。この映像の内容を使い、次の日に話し合いを行うと伝えられていたため、さらにどうしようかと困ってしまいました。動画が始まって少し経った時、ノルウェー人の友達が隣の席にきて、動画を見つつ、パソコンのメモに何を言っているのか要点を英語に翻訳して書き込んでくれました。よって、そのメモと映像の視覚情報から内容を理解することができました。1時間以上の長い間、ずっと要点を書き込んでくれたことに、本当に感謝していますし、優しさを感じました。

授業形態
この授業は、少し特殊で1日に3コマ授業があります。朝の10時ごろから16時までです。日本の大学では、同じ科目を何時間も受けたことがなかったため、不思議な感じがしました。同じ科目を一日中するため、集中力を保つことが難しいと思います。前半3〜4日、後半3〜4日授業を受け、大体8日間ほどでプログラム終了となります。短期集中型が良いと思う方には、ぴったりだと思います。この授業は、留学生とノルウェー人が半分半分くらいいる授業でした。教室に行くと10名もいないほどの授業だったので驚いたことを覚えています。教授も定期的に何か質問や意見はあるかと尋ねてくれますし、人数が少ない分、発言しやすい環境で、わからなかったらすぐ尋ねることもできます。

テスト
home-examで、制限時間は24時間でした。制限時間は少ないですが、書かなければならない文量が多く、大学で徹夜して書き終えました。精神的にも体力的にも1番大変だったと思います。私以外にも泊まりがけで勉強している生徒が何人かいたので、頑張ろうと思えました。

 

2Norwegian for Foreigners

授業内容
ノルウェー語の初級コースを受講しましたが、最初の方はついていけたものの、途中から全然ついていけなくなりました。まず、名詞には、男性名詞、女性名詞、中性名詞と3つのジェンダーがあったり、名詞、形容詞、動詞の形もたくさん変化するので、頭がごちゃごちゃしてきます。授業中は3〜4回ほど教授にあてられて、教科書の文を読んだり、質問に答えたりします。受けている生徒は、留学生ばかりでみんな同じように苦労しているように見えました。

授業形態
この授業は、週に2コマ行われました。週の1コマ目は、教科書をもとに授業をすすめ、そこで習ったことをワークで宿題としてやってきます。その答え合わせを2コマ目にするという形でした。

テスト
ノルウェー語の初級のクラスなので、テストは筆記テストのみ(パソコン上で実施)でした。次のレベルから口頭のテストも実施されるみたいです。テストは、学校近くのクライミングセンターの2階で行われました。試験監督には、地域のおじいちゃん、おばあちゃんらしき人がたくさんいました。テストを開始しようとしても、パソコンにエラーが表示されてしまいました。はじめは試験官を呼び、一緒に解決しようと思いましたが、おじいちゃんおばあちゃんはほとんどの方がノルウェー語しか分からず、パソコンについての知識がない方だったため、次は情報機器サポートの方が来てくれました。しかし、それでもうまく機能しなかったため、学校のパソコンをお借りしてテストを行うことになりました。ノルウェーのパソコンをあまり使ったことがなかったので、使い方がよくわからず、さらに緊張しました。ですが、ノルウェー語で必要なアルファベットがキーボードにあったので、その点はむしろノルウェー語のテストをするという意味では、ラッキーだったかもしれません。内容は、非常に難しかったです。長文を読み、問題に答えるものだったり、エッセイを書いたり、動詞や形容詞の活用を打ち込むものだったりありました。選択ではなく、全て自分で打ち込まないといけないので、スペルをしっかり覚える必要がありました。とても難しかったので、まだノルウェーに滞在できるなら、もう一度この授業をとりたいなと思いました。

 

3Norwegian Politics and Policy

内容
ノルウェーの政治の制度(議院内閣制)や福祉制度、ノルウェーの同化政策(サーミ人やクヴェート人に対する)について学びました。

授業形態
この授業は、基本的には週1コマで、時々2コマある日もありました。教授が授業によって変わるので、よく質問を投げかけたりしてくる教授もいれば、ずっと話し続けて、質問があれば質問するという形で授業をすすめる教授もいました。

テスト
home-examで約6日間わたり自宅で受けるものでした。3つお題が提示されるので、自分で2つ選択して、1つのテーマにつき3〜5枚ほどのレポートを書きます。やはり政治について私が知識不足な面が多く、テーマに関しては私にとって1番難しかったなと思っています。レポートを書くために、前提知識として分からないことや復習不足なところがあったので、YouTubeや論文をみて政治の基礎的知識を補いました。

4History of the North

授業内容
バイキング時代やトナカイを狩猟していた時代、ノルウェーの経済発展や都市化、技術発展に伴う運送の拡大、スカンディナヴィア半島やロシアの北部に住んでいるサーミ人の歴史、ナチスドイツとノルウェーの関係性など幅広くノルウェーの歴史を学ぶ授業でした。ノルウェーのことを中心的に学びますが、ほかの北欧諸国や世界と比較しつつ学ぶため、情報量がとても多かったです。

授業形態
この授業は、週に2コマ行われていました。生徒らしきおじいちゃんも数名授業に参加していて、日本ではなかなか見ない光景だなと思いました。

テスト
テストは、home-examのタイプでしたが、制限時間が6時間しかないという厳しいものでした。もうひとつの科目のテスト期間とかぶってしまったため、全然時間が足りませんでした。

 

2大学の居心地の良さ
今回は、私が日々実感しているNord Universityの居心地の良さについてお話しします。まずなによりも大学が、図書館だけでなく、全て24時間利用できることです。(時々図書館が早く閉まる日もあります。)予習、復習、テスト期間などお昼ご飯と夜ご飯を持って大学に行き、夜遅くまで勉強することができたり、泊まりがけで勉強することもできます。冷水やお湯が出る機械があったり、電子レンジがあるので便利です。

テスト期間には、学校で勉強していたらお菓子やジュース、パンなど席まで配りに来てくれたり、自由にとっていいよという形で置いてある日があります。また、テスト期間は癒しが必要だということで、大学に犬を連れてきて触れ合う機会もありました。とても学生に寄り添って良い環境だなと思っています。テスト期間中に学食がいくらとっても50ノルウェークローネという日もあるので、要チェックです!

 

学食詰め放題の日

 

テスト期間に配られてたパンとチョコレート