Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ノード大学
2024年3月号 国際学部 N.F

1留学中の就職活動について

私が帰国する6月末となるとほとんどの企業の募集が終了するとは聞いていましたが、もともと私は、留学中は留学生活に集中して就職活動は日本に帰った後にする予定でした。ですが、日本の子たちが就活を始めている姿を見たり、話を聞くと私は何もしなくていいのだろうかというふうに考えるようになりました。ノルウェーの子や留学生と職やこれからの人生について話すと、卒業後は、仕事をするより、まだまだ学びたいというような声が多いため驚いています。どこの国で学びたいかも様々で、選択肢が広いなと感じました。また、私の同級生かつ同じ学科で現在ヨーロッパに留学している友達が多くいるので、その子たちと就活の話をしたり、留学に来て自分の考え方がどう変わったのか自分の言葉で伝えたり、他己分析しあったりということもしています。そうすることで、どう生きていきたいのか、自分にはどのようなことが向いていて、どういうことを改善するべきなのか考えるきっかけになったり、残りの留学生活をどのように過ごすのか考える機会にもなっているように感じます。

もちろん時差もあるので、企業説明会や面接は、ノルウェー時刻の深夜2時〜4時の間に行われることも多いです。次の日の授業がしんどくなってしまうので、私の中ではしっかりではなく、できる分就活をするという感覚でやっています。面接に関しては、対面で実施と書いていても、留学していることを企業に伝えるとオンラインに変更してくださる企業が多かったです。また、今大学には、日本人は私を含め3人いるのですが、就活しているのは私だけなので、就活をともに頑張る仲間が近くにいないことは、少し大変なことなのかなとは思います。自分で時間を見つけて色々情報を調べたり、勉強をしたりしないといけません。

ちなみに、日本から持ってきてよかったなと思ったものは、就活用のスーツと玉手箱やSPIの問題集です。私のように、留学に来てから心変わりをし就活を始めようとすることもあるので、持ってきておいた方が安心かなとは思います。

結論として、日本にいる人と比べると全力で就活をすることができません。しかしこれから先、就活は必ずするものなので、エントリーシートをどう書くのか、面接でどういうことを聞かれたり、どういうことをいうのが求められているのかなど基本的な情報収集をすることができたこと、自己分析や人生について見つめ直したり、留学生活について考えてみることができていることは良いことだなと個人的には感じています。

 

2 Winter Sports

ノルウェーに来て、クロスカントリーを人生で初めて体験しました。(クロスカントリーは、スキーのようなものですが、板がスキー板よりも細く、靴も履きやすいです。)ノルウェーの方は、クロスカントリーの板をつけた状態で、犬の散歩をしている人もよく見かけます。雪の中を歩くとよくスリップしてしまったりするので、板で移動する方が楽で早いのかなと感じました。

板と靴、手に持つ棒は、学生であれば無料で貸し出しを行ってくれるBUAというところがあるので(セントラムに1つ、学校の近くの方に1つ)、そこでお借りしました。ちなみにですが、BUAでは自転車やそり、ハイキングやキャンプをするときに使用する道具など様々なものの貸し出しが行われています。アウトドアが好きな方はぜひ行ってみてください。

私は、お友達について行ったら、山の中を登って滑ってを約5時間していました。山の中には、子供から老人まで多くの方がクロスカントリーを楽しんでいました。スリル満点で、絶対滑れないと思う坂ばかりなのですが、自分を信じ、怖がらなければ、滑ることができると思います。スキーを一度しかしたことがない私でも楽しめたので、初心者でも安心して楽しめると思います。冬場は、部屋にこもりがちで運動不足になりやすいので、このようなスポーツを楽しむことは心と体の健康のために必要かなと思います。夏にハイキングに行った時や今回クロスカントリーに行った時などアウトドアをすると毎回感じるのですが、日本人はいつも1番後ろを歩いていて、他国の学生のスピードについていけないため、待ってもらうことが多いです。日頃から体を動かす習慣が日本人よりついているのかなと思いました。

 

クロスカントリーの様子