Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ラドバウド大学
2022年9月号 国際学部 A.A

・オリエンテーションについて

ラドバウド大学のオリエンテーションは一週間かけて行われます。専攻も年齢も異なるインターナショナルの学生15人ほどと現地学生3人がメンターとしてまとめる1つのグループで、キャンパス内や街を散策したり様々なイベントに参加したりします。スケジュールはみっちり組まれていてほぼ毎日朝から晩まで出かけているような日々でした。その内の一つ、イントロフェスティバルでは広大な敷地が貸し切られていて大音量の音楽と様々なゲームとでとても盛り上がります。他にもナイメーヘンのパブ紹介や夜のパーティーが何回かありお酒と音楽で楽しむという、海外の学生ならではの体験もできました。渡航前はどのように留学生活がスタートするのかと不安に思うことがありましたが、私の場合オランダ到着の次の日からこのハードスケジュールでの生活であったため、この一週間は一瞬で過ぎ去ったような気がします。オリエンテーションで同じグループだったメンターはとても頼りになり、困ったことがあれば何でも教えてくれます。そこでできた友達は、日本人こそいないもののみんなフレンドリーですぐ仲良くなれましたし、オリエンテーションが終わってからも一緒にランチしたり休みの日には出かけたりして繋がりをもっています。このオリエンテーションは必須ではありませんし、心身共に少しハードな部分はありますが、留学生活の良いスタートを切るにはとても参加する価値がある思います。

イントロフェスティバルでのコンサートとゲームの様子

 

・英語力について

オリエンテーションが始まってすぐの頃は、自身の英語力の低さに強い劣等感を抱いていました。グループで話をする時、みんな「私の国では、〜」とそれぞれが発言していきます。「あなたの国はどう?」などと聞いたり一人一人順番に話したりする訳ではないので、グループ内では話についていきつつ瞬時に話し出す必要がありました。しかし私にとっては、みんなの話を理解していてもそれに対して瞬時に「日本では、」と発言できるほどの英語力も自信もありませんでした。本当に最初は周りのみんなの英語力の高さに圧倒される日々でした。しかしこれではいけないと、頑張って話してみるとみんな耳を傾けてくれましたし、自身の英語力の低さについて話した時にはそんなことないと言ってくれてとても自信に繋がりました。もちろん私の英語力は周りと比較すると低いと感じます。しかし周りの皆を見ていると彼らも私と同じように英語を第二言語として話しているので、使っている言葉はそんなに難しい訳ではなく、私には圧倒的に自信が足りないと気がつきました。それ以降、自身の英語力の低さを心配するのではなく自信を持って発言することを心掛けています。これを続けることで、彼らのように第二言語としての英語を少しずつ伸ばしていけるのではと考えています。

オリエンテーションで仲良くなった友達とアムステルダムへ