Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

サレルノ大学
2023年11月号 理工学研究科 Y.M

①試験について

私は研究留学でイタリアに来ているので試験などはないので今回は研究内容について書いていきたいと思います。

イタリアでの研究は日本で使っていたのと同じ試料を使っており研究自体はまだやりやすいです。しかし、同じ試料でも作り方が日本とイタリアでは異なるとこがあり新鮮でとても楽しいです。また日本の時は実験の装置はいつでも使えたのですがイタリアではExcelで予約をしてからじゃないと使えなく、人気の装置などは一週間待ちなどがありそこは少しやりにくいです。実験内容としては特定の波長の紫外線を当てると二量体を形成する物質を吸着出来る試料を使い、物質だけを吸着し紫外線を当て変化を観察するという事をしています。今の実験は吸着出来る試料が何種類かあり6つほど並行して実験を行ったりするので、きちんと計画を立てないといけなくノートは手放せないです。また教授には週に3回ほどディスカッションをしてもらっています。ディスカッションは教授が時間ある時に実験室に来てその時までにとったデータを見せてディスカッションをしています。平日は10時から19時ほどまでしか残れなくそれ以上残ろうとすると掃除の人が来て帰らされます。土日も実験をしたいのですが学校があいてなく出来ません。日本では平日は夜10時まで土日でも実験は出来たのでここも日本とイタリアの違いだと思いました。この実験のペースでも論文を出したり学会に出たりしているので本当にすごいなと感動しています。

②家の問題点

次に今住んでいる家の嫌なところを書いていきたいと思います。

まず窓の取っ手が取れます。最初はガタガタするな~と思って壊さないように丁寧に開けていたのですが、家のベランダの定期点検の人が来てその人達がなにも気にせず窓を開けたせいで窓の取っ手が取れて窓の開け閉めが不可能になり、今私が住んでいる家の窓はもう開く事がないです。

次にお風呂のシャワーです。まずちょうどいい温度のお湯を出すのが難しいです。仮にちょうどいい温度のお湯を出せたとしてもそれが継続的に流れ出てくる事が珍しいです。大体シャンプーを洗い流している途中で冷水に変わる事が多いのでいつもお風呂は時間勝負です。

さらにシャワーヘッドも壊れていて文字でどう壊れているのか表すのは難しいので写真を載せておきます。こんな感じで水の出る場所が壊れており水がまとまった量で出たり思った方向に出てくれなかったりといつも困らされています。

次はキッチンです。自分専用のキッチンがある事はすごく助かっているのですが、火のガスはガスボンベを使っており料理をする時はガスボンベを捻ってマッチで火をつけて料理をしています。まぁこれ自体は慣れたのでもう何も思わないですが、困るのは料理中にガスが切れて料理を断念せざるを得なくなる事です。ガスがいつ切れるかも分からないし新しいガスが届くのは2.3日後とかなのでその間は近くのピザ屋行くかパンを食べて凌ぎます。

せめていつガスが切れるかが分かったら苦労はしないのですが…