Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2018年10月号 国際学部 R.S

環境について

今回は大学やイギリスの街並みなどについて紹介したいと思います。私の通っているセントラルランカシャー大学(UCLan)は、プレストンというイギリスの北西に位置していて、マンチェスターやリバプールへは電車を使って、一時間程で行けます。それほど大きな町ではありませんが、食糧や日用品を調達には不便がほとんどなく、様々な店がそろっているCity center(商店街)へも徒歩10分程度で行けるので便利です。レストランも充実していて、イギリスの料理を楽しめるパブやFish&Chipsのファストフード店、中国料理、タイ料理など様々なレストランがあります。(残念ながら日本食レストランはありません)とても静かな街で、ホームレスの人達が道端に座って、チップを求めてくることもありますが、何かしてくることはめったにないので、夜に一人で歩いていてもそこまで危険ではありません。

大学の施設は、建物間を道路が挟んでいて、龍谷のように一つの場所に固まって建物があるのではなく、キャンパスが街と一体化しています。そのため、授業の移動はやや面倒なこともあります。図書館は24時間開いています。大学内には食堂、カフェ、コンビニ、バーがあり、ソーシャルスペースには、卓球台、ビリヤードなどリラックスできる環境が整っています。寮は大学施設の周りたくさんあります。私はMoor Lane Hallsという寮に住んでいます。部屋にシャワー、トイレがついていて、キッチンはFlat(5-6人)内で共用で、広いです。全体の共用スペースにはビリヤードやジムもあります。今のところおすすめは、私の寮かIQ Kopaという隣の寮です。環境において一番大切な部分が、言語の使用頻度です。正直なところこの大学は日本人が多く、日本語が喋れてしまう環境があるのが難点です。しかしJapanese Society というコミュニティがあるので、日本語を勉強している、興味がある外国人の友達はたくさんできますので英語漬けの生活は可能です。約二か月経ちましたが、不便なく楽しく過ごせています。

flat内のキッチンと共用スペース     同じ寮の友達とのパーティー

地元のサッカースタジアム

 

イギリス料理について

私がイギリスに留学するに至って一番不安だったことが食事です。友達、先生、知人などにイギリスへ行くことを伝えたときに一番に言われることが「イギリス料理不味い」ということです。日本のみなさん、料理は不味くありません。普通に食べれて、美味しいです。イギリス料理の特徴としては味がついていなくプレーンの状態で出てくることが多いです。そのため、日本人には物足りないのかもしれません。Fish&Chipsも塩がついていませんでした。こちらでは自分で付け足すスタイルが定番です。定番なイギリス料理は、Fish&Chips、English Breakfastが有名でパブやカフェなどで食べることができます。またSunday Roastという、日曜日の昼や夜に食べる伝統的な食事があります。こちらでは、キッチンにオーブンがついているので、オーブンを使って作るYorkshire puddingという料理もあります。イギリス人の友達に料理してもらいましたが、どれも美味しかったです。イギリス料理は不味いという偏見はやめましょう。留学を考えている方は、日本食を作れると、友達に振舞えて日本食について知ってもらういい機会になると思います。私はオムライスと大学芋を作りました。料理にも様々な違いがあり、新たな発見があります。

↑English Breakfast                ↑Sunday Roast          ↑Yorkshire pudding+sausage