Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2022年11月号 国際学部 N.I

授業紹介

私はStudy Overseas Programというコースで勉強しており、英語の授業と現地の学生に混ざって受ける授業の二種類を受講しています。英語の授業で学ぶ内容は、ディスカッションやワークシート、エッセイなどを中心としたリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの四技能全てです。学び方は日によって様々ですがディスカッションは基本的に毎回あります。期末レポートの提出日が近くなり、最近はアカデミックライティングに関する授業が多いです。授業は話を聞くだけではなく能動的に参加することが重要で、積極的に自分の意見をクラスやグループに伝えるという点が日本の授業との一番の違いだと思います。現地の学生に混ざって参加する授業は、英語の音と構造についてやランカシャーで起きた文化の変化、経営学、歴史、宗教など種類が豊富で、コースの先生に指定されたリストから履修します。約50種類の中から興味のある授業を選択することができ、私は観光学を選びました。観光都市である京都の大学から来たということと、このクラスの留学生は私だけということから、頻繁に当てられて質問されます。質問内容を聴き逃さないように集中する必要があり大変ですが、ネイティブ向けの授業のため話す速度が早く、英語の授業を受けている時よりもリスニング力が上がっているように感じました。一コマ三時間で月曜日から金曜日まで毎日授業がありますが、アルバイトがないため放課後は比較的ゆったり過ごせています。

▽大学からの景色

 

 

食事について

イギリスはご飯が美味しくないという話を聞きますが、そんな事はありません。もちろんいくつか美味しくない物もありますし日本と比較すると全体的に質は下がってしまいますが、それはイギリスに限った話ではないと思います。今まで行った他の国と比較してもイギリスが段違いに不味いという印象は受けず、なぜイギリスのご飯が美味しくないと言われているのか分かりませんでした。プレストンにはピザ屋さんやハンバーガー屋さんの他に中華料理やインド料理、ギリシャ料理などのレストランが沢山ありますし、日本食レストランもあるので色々な国の料理を楽しむことができます。イギリスでの食生活で悪い点を上げるとすれば、刺身や薄切りの肉が売っていないということくらいです。スーパーで売っている魚は全て加熱用で、生では食べられません。パック寿司はスモークサーモンと蒸しエビがほとんどでご飯もカチカチなので日本人からは不評です。美味しいお寿司を食べるには日本食レストランに行くしかないと思います。基本的には自炊をしており味付けを自分好みにすれば良いため食生活で困っていることはほとんどないです。醤油や味噌など日本の調味料や日本のカップ麺、冷凍食品が売っているお店もいくつかあるので日本食も作ることが出来ます。どれも日本で買うよりはかなり高くなってしまうのでスーツケースに余裕があれば調味料を持ってきた方が良いです。

▽イギリスで作った日本食