①カルチャーショックについて
イギリスでの生活は9ヶ月目に入り、こちらでの暮らしにもかなり慣れました。今回はイギリスでのカルチャーショックについてお話しします。
イギリスに来て一番最初に気付いたのは歩行者が信号を守らないことです。赤信号でも平気で渡りますし、車は歩行者が通り過ぎるのを待っています。私は運転をしませんが、イギリスで運転される方は日本よりも歩行者に注意する必要があります。
バスの乗り方も日本とは違います。日本ではバス停で立っているだけでバスが停まり乗車することが出来ますが、イギリスではそうではありません。バス停の近くにバスが来たら運転手さんに見えるように手を挙げなければならないです。バス停で立っているだけでは停まってくれないのでいつまで経っても乗ることが出来ないので気を付けてください。
電車の遅延やキャンセルの多さも日本とは桁違いです。遅延ならまだしも、予約していた電車がキャンセルになることもあり不便です。また、ストライキや駅の工事で電車が動かない日もあるため、旅行の計画を立てる前に調べておかなければなりません。
そして、私が一番困ったのは郵便配達の適当さです。まだ届いていないにも関わらず、追跡を見ると配達済みと表示がありました。配送会社に連絡しても配達しているの一点張りだったためフラットメイトに聞いたのですが誰も受け取っておらず、どこにもありません。そこでもう一度連絡したところ、私が住んでいるのとは違う寮に届けられていることが分かりました。他の寮には入れないため大学に相談して何とか受け取ることが出来ましたが、この管理の杜撰さは日本では有り得ないなと思いました。
このようにいくつかのカルチャーショックがありましたが、正直なところイギリスでの生活でカルチャーショックを受けることは頻繁にはありませんでした。これまでいくつかの国で生活をしましたが、イギリスが一番日本に似ているように思います。丁寧で他人への配慮をしっかりする国民性が日本と近いのかもしれません。
②イギリス料理について
以前も少しお話ししたのですが、美味しくないで有名なイギリス料理にも美味しい物が沢山あります。そこで今回はイギリス料理をいくつか紹介します。
◎フィッシュアンドチップス
イギリス料理と言えばフィッシュアンドチップスを思い浮かべる方も多いと思います。大学の近くにもフィッシュアンドチップスのお店がいくつかありますがどれも美味しいです。
◎スコーン
スコーンも日本で有名なイギリス料理の一つだと思います。カフェだけでなくスーパーやコンビニでも手に入れることが出来るので気軽に食べられます。クロテッドクリームとジャムを付けて紅茶と共に食べるのを「クリームティー」と呼びます。
◎フル・ブレックファスト
卵やベーコン、トーストをはじめとした様々な食材が一つのプレートに盛られているボリューミーな朝食です。実際に朝食として食べているイギリス人はあまりいないと思いますが、イギリスのカフェやレストランでよく見かけます。地域によって内容が少し違い、私はスコットランドで食べました。
◎ブリティッシュソーセージ
イギリスには日本で売っているようなパリッとしたソーセージは無く、ハンバーグのような食感のソーセージが主流です。初めて食べた時は想像と違って驚きましたが慣れたら美味しいと思います。
評判が良いとは言えないイギリス料理ですが、私は満足しています。美味しい物や日本では食べられない物もあるのでイギリスに訪れることがあれば挑戦してみてください。