①この留学を振り返って

　留学を終えて、大学での留学経験は私にとってかけがえのない、とても価値のあるものになりました。もちろん渡航前には、様々な不安がありました。友達はできるのか。自分の語学力は成長するのか。授業についていけるのか。しかし飛び出してみると、そんな不安を感じないくらい楽しい日々が過ぎていきました。私の履修したプログラムは平日毎日３時間の授業があります。毎日授業があることは語学学習が主な目的の私にとってとても良かったです。それでも授業以外の時間は自由時間なので、その自由時間を有効に使えるようにしようと考えていました。交流イベントに参加したり、街を散策したり、趣味を楽しんだりと日本にいる時と比べて活発的に行動できたと思います。
　留学して１番良かったと思えることは、様々な母国やバックグラウンドを持つ友達ができたことです。イギリスは多民族国家なので様々な文化が混在しています。彼らと日々過ごしていく中で、様々な文化や考え方を知ることが出来ました。私は留学前から言語学習と同じくらい文化理解も留学生活の中で重要なものと考えていたので、たくさんの人々と文化交流することはとても良い機会となりました。
　また、今回の約９ヶ月の海外生活を終えることができ、自身が環境に適応し生活することに対して自信がつきました。これにより自分の将来について考えた時、日本だけでなく世界中に視野が広がり、自分の可能性や生活圏が広がったように感じました。

②留学経験をどのように活かすか

　留学期間中に自分の好奇心と行動力が大きくなったように感じました。休暇期間にヨーロッパ諸国に訪れた際には、それぞれの土地の歴史や文化、生活スタイルの違いにとても興味を惹かれました。また次第に、次に訪れる国について自分自身で調べて予習を行ってから旅行するようになりました。留学前では、私は行動力があまりなく時間を無駄にすることが多々ありました。しかし、留学期間中では限られた時間であることを自覚し、興味のあることに積極的に行動することができるようになりました。このように自分の好奇心を行動力に繋げていくことをこれからも続けていきたいと思います。
　もちろん語学学習の方も続けていきたいと考えています。実際にイギリスで英語を用いて会話することについて、当初は自分の理想とのギャップがあり、難しさをひしひしと感じました。しかし同時に、友達ができたことや困難を乗り越えた時の喜びもとても大きく感じました。振り返ると、英語運用能力は確実に成長しましたが、まだまだ納得のできるレベルではありません。現在考えている将来でも英語は必要だと考えているので、これからも英語学習を続けていきます。
　総合的に私の留学生活はとても満足のいくものになりました。留学での経験を活かし、今後の自分の将来に繋げていきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　友達の家に招待してもらったサンデーロースト