1 授業紹介
現在、私は留学先で「study overseas programme」の授業を履修しています。このコースは週に4日、1回あたり3時間という密度の濃いスケジュールで組まれており、大学での研究や論文作成に不可欠な英語力を、実践を通じて徹底的に鍛えることを目的としています。
授業の大きな柱となっているのが、エッセイ・ライティングです。求められるレベルは高く、論理的な思考力が試されますが、指導法は非常に段階的です。授業内でまず構成や展開の理論について順序立てて丁寧な説明があり、その後すぐにクラス内で実践的な練習を行うというサイクルで進むため、無理なく導入され、着実にスキルが身についていく実感があります。
また、学習のモチベーションを高めるため、楽しみながら学べる工夫も凝らされています。例えばリスニングでは、「ハリー・ポッター」や「シャーロック・ホームズ」といった著名な作品が教材として使用されます。映画の世界観に浸りながら英語特有のリズムや表現を学ぶことができ、堅苦しいだけでなく楽しさも兼ね備えた授業内容です。
クラス全体も非常に活気があります。グループワークが多く取り入れられ、発言の機会も豊富です。先生から指名される緊張感と、学生たちが自発的に手を挙げる積極性が共存しており、刺激的な環境です。さらに、週4回の授業は毎回担当の先生が変わるため、常に異なる視点や指導スタイルに触れることができます。このため、飽きることなく毎日新鮮な気持ちで授業に臨める点も、このコースの大きな魅力だと感じています。
2 バレーボールサークルを通じた交流
私の留学生活において、学業と同じくらい重要な位置を占めているのがバレーボールサークルでの活動です。私は現在、大学のチームメンバーとして所属しており、主に二つの活動に参加しています。
一つ目は週に一回のチーム練習です。ここにはコーチがつき、本格的な指導を受けることができます。チームのメンバー数はそれほど多くないため、一人ひとりの距離が非常に近く、練習中の雰囲気も良好で、技術向上とともに強い結束力が生まれています。二つ目は、初心者でも気軽に参加できるソーシャル・バレーボールです。私もこれに参加しており、合計して週に二回、バレーボールを楽しんでいます。
活動はコートの中だけにとどまりません。毎週水曜日は「ソーシャル」と呼ばれる交流会があり、パブに行ったり、季節ごとのイベントを楽しんだりしています。来月にはクリスマスイベントやスケートに行く予定もあり、今からとても楽しみです。また、サークルには様々な国籍の学生が所属しているため、遊びを通じて互いの文化や価値観を共有し、自然な形で異文化理解を深めることができています。
チームメンバーとは練習とソーシャルを含めて週に三回、それ以外のメンバーとも週に二回は顔を合わせるため、単なるサークル仲間を超えた深い友情が育まれています。互いの試合に応援に行ったり、男子チームの試合観戦に行ったりと交流は活発です。先日は、4月にメンバー全員で行くポルトガル旅行の計画を立てました。このように、バレーボールを通じて得た仲間との時間は、私の留学生活をより彩り豊かなものにしてくれています。