この留学を振り返って
1年間の留学生活は、私にとって人生の中でも非常に大きな経験となりました。私は幼少期に海外で生活していた経験があり、海外生活にはある程度慣れているつもりでした。しかし、親や友達がいない環境で一人暮らしをするのは初めてだったので、初めはとても苦労しました。留学前はイギリスでの生活に期待を抱いていましたが、実際には自分の想像とのギャップやなれない環境に戸惑うことも多くありました。また、クラスメイトとの価値観の違いから衝突することもあり、これまでの人生で最も悩み、困難を感じた時期だったと思います。それでも、イギリスで出会った友人や先生たちのおかげで、精神面をはじめとするさまざまな面で成長することができました。特に大きく変化したのは自分自身の考え方です。留学前までの私は、周囲に合わせたり、人から嫌われないように行動していました。しかし、現地の友人たちと関わる中で、その考え方が大きく変わりました。自分自身を大切にし、自分の意見を持つことの重要性を学び、それが結果的に周囲を大切にすることにもつながるのだと気付きました。また、自分の意見を持つ以上、周りから嫌われる覚悟を持つことも必要だと学びました。
こうした経験や考え方は、比較的個人の自立や意見表明を重視するイギリスでしか得ることのできない考え方だと思います。大学3回生という将来について深く考える時期に留学することができて、とても良かったです。
留学経験をどのように活かすか
この留学経験を通して、つらいこともたくさんありましたが、将来は海外で働きたいという気持ちが強くなりました。留学経験で得た英語力や新しい価値観、そして考え方をさらに深めたいと考えています。そのため、日本に帰ったら学業に力を入れるとともに、インターンシップや国際ボランティア活動などにも参加したいと考えています。そして、最終的には、イギリスの大学院に進学し、自分の興味分野についてより専門的に学ぶことが現時点での目標です。また、留学中に身についた主体性を活かして、今後はさまざまなことに積極的に挑戦していきたいです。これまでは自分の興味のある分野にしか触れてこなかったので、今後は関わる機会のなかった分野にも積極的に挑戦していきたいです。
また、留学中は現地の方々にたくさん助けていただいたため、今度は自分が誰かを助けられる存在になりたいと思うようになりました。そのためまずは、日本で困っている観光客や留学生がいた際は気軽に相談に乗ったり、手助けをしたりできるようになりたいと考えています。
そして留学中には、これまで自分がどれほど親や友人に支えられていたかを改めて実感し、感謝の気持ちがより一層深まりました。そのため今後もその感謝の気持ちを忘れず、また新しくできた縁や人とのつながりを大切にしていきたいと思います。
